講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-11 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:140522
哲学者・詩人ニーチェと日本の知識人たち―森鷗外、斎藤茂吉
- 開催日
- 1月13日(土)~ 2月24日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
稀代の哲学者・詩人ニーチェの言葉が日本の知識人に及ぼした影響の痕跡を辿りながら、東西の知的交流の深層について考える。
【講義概要】
稀代の哲学者・詩人ニーチェの言葉は日本の知識人に深い影響を及ぼしました。今回は森鷗外と斎藤茂吉におけるその痕跡を見ていきます。鷗外の『あそび』などの小品に優れたニーチェ読解の軌跡を見出したり、日本で最初の生田長江による『ツァラトゥストラ』全訳の序文に鷗外の『沈黙の塔』が掲載された経緯などを紹介します。斎藤茂吉は留学中にレッケンのニーチェの生家を訪ねています。この地に赴いた最初の日本人であったかもしれません。茂吉の作歌とニーチェの言語表現の関係を見ていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/13(土) ニーチェに関する鷗外の最初の言及
第2回 2024/ 1/20(土) 日本における『ツァラトゥストラ』全訳(生田長江訳)刊行と鷗外の『沈黙の塔』
第3回 2024/ 1/27(土) 鷗外のニーチェ読書と創作
第4回 2024/ 2/10(土) 『三田文学』と日本におけるニーチェ受容
第5回 2024/ 2/17(土) 茂吉の『ニーチェの墓を弔ふ記』を読む
第6回 2024/ 2/24(土) 茂吉の作歌とニーチェの言語表現世界
稀代の哲学者・詩人ニーチェの言葉が日本の知識人に及ぼした影響の痕跡を辿りながら、東西の知的交流の深層について考える。
【講義概要】
稀代の哲学者・詩人ニーチェの言葉は日本の知識人に深い影響を及ぼしました。今回は森鷗外と斎藤茂吉におけるその痕跡を見ていきます。鷗外の『あそび』などの小品に優れたニーチェ読解の軌跡を見出したり、日本で最初の生田長江による『ツァラトゥストラ』全訳の序文に鷗外の『沈黙の塔』が掲載された経緯などを紹介します。斎藤茂吉は留学中にレッケンのニーチェの生家を訪ねています。この地に赴いた最初の日本人であったかもしれません。茂吉の作歌とニーチェの言語表現の関係を見ていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/13(土) ニーチェに関する鷗外の最初の言及
第2回 2024/ 1/20(土) 日本における『ツァラトゥストラ』全訳(生田長江訳)刊行と鷗外の『沈黙の塔』
第3回 2024/ 1/27(土) 鷗外のニーチェ読書と創作
第4回 2024/ 2/10(土) 『三田文学』と日本におけるニーチェ受容
第5回 2024/ 2/17(土) 茂吉の『ニーチェの墓を弔ふ記』を読む
第6回 2024/ 2/24(土) 茂吉の作歌とニーチェの言語表現世界
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 井戸田 総一郎 |
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肩書き | 明治大学名誉教授、フライブルク大学ニーチェ研究センター学術委員 |
プロフィール | 慶應義塾大学経済学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。ドイツ・アーヘン工科大学文学部においてDr.phil.の学位取得。慶應義塾大学経済学部教授、明治大学文学部教授としてドイツ語、ドイツ文学・思想に関する講義を担当した。比較劇場史、演劇人森鷗外さらにニーチェに関しての著書・論文を日独において多数発表している。 |