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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-09 / 世界史 / 学内講座コード:140309

プロイセンとドイツの歴史:「悪の国家」の300年

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月11日(木)~ 3月 7日(木)
講座回数
8回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・プロイセンの歴史や文化の魅力を知る。
・プロイセンが西洋史に及ぼした影響についての理解を深める。
・プロイセンとドイツの世界史上の意味を考える。

【講義概要】
戦乱と政争のなかで生まれ育ち、武力でドイツ統一を成し遂げたプロイセンには、軍隊と戦争、権威と秩序、規律と服従のイメージがつきまとう。ナチズムとの連続性が語られることさえある。しかしプロイセンは反面で、カントやショーペンハウアー、フンボルト、ヘルダー、マルクスが輩出した、寛容と啓蒙の国家でもある。神聖ローマ帝国の内と外、カトリックとプロテスタント、西欧と東欧の双方にまたがるこの国の歴史は、世界史のなかでも稀なほど、多面的で抑揚に富む。本講義は、ヨーロッパの歴史に大きな爪痕を刻んだにもかかわらず、今なお知られていないプロイセンとドイツの歴史を学び、西洋世界とは何かを考え直す機会としたい。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/11(木) はじめに:「プロイセン」とは何だったのか
第2回 2024/ 1/18(木) 三十年戦争と大選帝侯の時代(17世紀):破滅から始まった国
第3回 2024/ 1/25(木) プロイセン王国の誕生(18世紀前半):奇妙な国家と奇妙な君主たち
第4回 2024/ 2/ 8(木) 国家、宗教、地域(17~18世紀):社会も奇妙?
第5回 2024/ 2/15(木) ヨーロッパの強国へ(18世紀後半):兵隊と哲学者の国
第6回 2024/ 2/22(木) フランス革命とナポレオン(1789~1813):変身
第7回 2024/ 2/29(木) ドイツ統一への道(1815~71):ドイツとプロイセン
第8回 2024/ 3/ 7(木) 二つの世界大戦の時代(1871~1945):長い終曲

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小原 淳
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1975年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院修了。博士(文学)。専門はドイツ近現代史。著書に『フォルクと帝国創設』(彩流社)、訳書に『ビスマルク』(白水社)、『マルクス』(白水社)、『夢遊病者たち』(みすず書房)、『力の追求』(白水社)、『敗北者たち』(みすず書房)、『史上最大の革命』(みすず書房)、『時間と権力』(みすず書房)等。
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