大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・シェイクスピアの作品を原文で読むことにより、原文ならではの魅力に触れる。
・時代を超えて語りかけてくるシェイクスピアの世界を、原文と映像を通して楽しむ。

【講義概要】
シェイクスピアの戯曲『終わりよければすべてよし』を取り上げます。喜劇に分類されていますが、単なるハッピーエンドに終わらない興味深い作品です。「問題劇」とも呼ばれ、上演回数も多くはないですが、深く考えさせられる場面も多く、現代人の心に響く名セリフも随所に見られる面白い作品です。4回の講義では、毎回、名場面から原文を数十行抜粋し、一行ずつ丁寧に読み進めて行きます。適宜、舞台の映像も鑑賞する予定です。
※高校程度の英語が読めれば十分です。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/10(水) 「ヘレンの決意」（1幕1場、2幕1場より）
第2回 2024/ 1/17(水) 「夫選び」（2幕3場より）
第3回 2024/ 1/24(水) 「ベッド・トリック」（4幕2場）
第4回 2024/ 1/31(水) 「大団円（？）」（5幕3場より）

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は2月7日(水)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	森本 美樹
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	千葉県生まれ。フェリス女学院大学大学院博士課程修了。博士(文学、フェリス女学院大学)。専門分野は16、17世紀イギリス演劇。著書に『オセロー―愛の旋律と不協和音』(文芸社)、『西洋の3大インテリジェンスをのみこむ本』(共著 東京書籍)などがある。