講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-27 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:730517
現代哲学の課題
- 開催日
- 9月29日(金)~12月15日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・現代社会のアクチュアルな課題を哲学的に捉える視点を身に付ける。
・「哲学する」とはどういうことか考える。
・哲学が科学の発展や政治・社会の変化とどう関わるか理解を深める。
【講義概要】
現代社会が直面する課題を素材として取り上げ、それらにどのような意味があるか哲学的視点から考える。前半では、比較的分かりやすい正義論や民主主義論、権利論など、政治に関するテーマから始めて、古代ギリシア以来、哲学がポリス(都市国家)に生きる人間とどうか関係してきたか確認する。後半では、近代自然科学を基礎付けることを自らの役割としてきた近代哲学が、科学の発展に対応して、学問全体、そして社会における自らの位置付けをどのように変化させてきたか、科学哲学や心の哲学の最新の議論に基づいて考える。認知科学等の発展が、哲学的な「人間」理解に与えている影響や、AIや動物など、非人間に対する倫理の問題も取り上げる。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) リベラルな正義論の課題
第2回 2023/10/ 6(金) コミュニタリアニズムとケイパビリティ・アプローチ
第3回 2023/10/13(金) 自己決定権をめぐる問題
第4回 2023/10/20(金) 「立法者」をめぐる問題
第5回 2023/10/27(金) 民主主義とインターネットと熟議
第6回 2023/11/10(金) 「心の哲学」とは?
第7回 2023/11/24(金) 動物とAIと倫理
第8回 2023/12/ 1(金) 科学哲学の課題
第9回 2023/12/ 8(金) 新しい実在論
第10回 2023/12/15(金) 「人間」の再定義
・現代社会のアクチュアルな課題を哲学的に捉える視点を身に付ける。
・「哲学する」とはどういうことか考える。
・哲学が科学の発展や政治・社会の変化とどう関わるか理解を深める。
【講義概要】
現代社会が直面する課題を素材として取り上げ、それらにどのような意味があるか哲学的視点から考える。前半では、比較的分かりやすい正義論や民主主義論、権利論など、政治に関するテーマから始めて、古代ギリシア以来、哲学がポリス(都市国家)に生きる人間とどうか関係してきたか確認する。後半では、近代自然科学を基礎付けることを自らの役割としてきた近代哲学が、科学の発展に対応して、学問全体、そして社会における自らの位置付けをどのように変化させてきたか、科学哲学や心の哲学の最新の議論に基づいて考える。認知科学等の発展が、哲学的な「人間」理解に与えている影響や、AIや動物など、非人間に対する倫理の問題も取り上げる。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) リベラルな正義論の課題
第2回 2023/10/ 6(金) コミュニタリアニズムとケイパビリティ・アプローチ
第3回 2023/10/13(金) 自己決定権をめぐる問題
第4回 2023/10/20(金) 「立法者」をめぐる問題
第5回 2023/10/27(金) 民主主義とインターネットと熟議
第6回 2023/11/10(金) 「心の哲学」とは?
第7回 2023/11/24(金) 動物とAIと倫理
第8回 2023/12/ 1(金) 科学哲学の課題
第9回 2023/12/ 8(金) 新しい実在論
第10回 2023/12/15(金) 「人間」の再定義
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月22日(金)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、12月22日(金)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 仲正 昌樹 |
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肩書き | 金沢大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了(学術博士)。駒沢大学非常勤講師、金沢大学法学部助教授を経て現職。専門は政治思想史、法哲学、ドイツ文学。主な著書に、『集中講義!日本の現代思想』『悪と全体主義』『現代哲学の最前線』『現代哲学の論点』(以上、NHK出版)、『今こそアーレントを読み直す』『マックス・ウェーバーを読む』『ハイデガー哲学入門』(以上、講談社)、『ハンナ・アーレント「人間の条件」入門講義』『ドゥルーズ+ガタリ「アンチ・オイディプス」入門講義』『マルクス入門講義』『フーコー「性の歴史」入門講義』『ニーチェ入門講義』(以上、作品社)、『今こそハイエクに学べ』(春秋社)。 |