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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-27 / 芸術・文化 / 学内講座コード:730432

世阿弥を読む―現代能と世阿弥時代の能 世阿弥の芸談『申楽談儀』

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(金)~12月 8日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・能楽を深く理解するために、能の大成者・世阿弥(1363~?)の芸談『世子六十以後申楽談儀』(略称『申楽談儀』)を通読します。
・世阿弥時代の能を理解することを通じて、現代の能楽をさらに深く知ることを目指します。
・『申楽談儀』の記事と関連する世阿弥のその他の能楽論を幅広く読む作業を通じて、同時代の言葉の面白さに接することも狙いの一つです。

【講義概要】
『申楽談儀』は、能の大成者であった世阿弥の息男・七郎元能による、世阿弥の芸談の筆録です。隠居の身ながら後進の指導に余念のなかった世阿弥が説いた能芸の真髄です。世阿弥に直接会って聞くかのような迫真力と豊かな具体性を備えた、我が国古典文学を代表する、魅力的な一篇です。今回は2023年度春学期からの続きで、世阿弥の能作論を振り返ることから、本書の最後までを読み通します。勧進能と〈翁〉の故実、能の役々、名人と田舎芸の実例、能面の名品、世阿弥家をはじめとする能役者家系、能の故実と奇瑞等の雑説、結崎座規則、奥書というのが、その中心的内容です。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) 導入:『申楽談儀』の能作論
第2回 2023/10/ 6(金) 第十七条:勧進の桟敷数・〈翁〉故実
第3回 2023/10/13(金) 第十八条:能の役々
第4回 2023/10/20(金) 第十九条・二十条・二十一条:面の額の長きこと・上手の役者・下手の役者
第5回 2023/10/27(金) 第二十二条:面のこと
第6回 2023/11/10(金) 第二十三条:猿楽諸座の歴史
第7回 2023/11/17(金) 第二十四条・二十五条・二十六条・二十七条・二十八条:世阿弥に関わる霊夢の数々と田楽・松囃子・薪能についての故実の様々
第8回 2023/11/24(金) 第二十九条・三十条・三十一条:申楽常住の歩き・名人に跡なきこと・神事をなおざりにせぬこと
第9回 2023/12/ 1(金) 付録:結崎座規
第10回 2023/12/ 8(金) 奥書・元能追記二ヶ条・後人追記二ヶ条・別本聞書

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月15日(金)を予定しております。
◆毎回プリントを配布し、それをテキストとして読み進めます。
◆プリント入手の方法は下記の「オンラインでのご受講にあたって」をご覧下さい。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動
画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 竹本 幹夫
肩書き 早稲田大学演劇博物館顧問、早稲田大学名誉教授
プロフィール 博士(文学)。専門は日本中世文学、とくに能。1980年より実践女子大学文学部専任講師、のち助教授。1987年より早稲田大学文学部助教授のち教授(~2019)。2004年、同大演劇博物館館長(~2012)。2019年より早稲田大学名誉教授。主著に『観阿弥・世阿弥時代の能楽』(明治書院1999)、『風姿花伝・三道』(角川書店2009)他。
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