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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-02 / 世界史 / 学内講座コード:330705

戦火の欧州・中東・イスラーム関係史―歴史、社会、経済を中心に

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(水)~11月 8日(水)
講座回数
6回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
36
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・中東情勢を歴史学・国際政治学・平和紛争学・安全保障論などから包括的に理解できるようになることを目標とします(中東に長く居住した経験から真の中東を身近に知っていただけると考えています)。
・中東の歴史のみならず、民族紛争、宗教など現代に関係する多くの諸問題を議論していきます。

【講義概要】
中東民主化運動「アラブの春」から10年以上が過ぎました。中東地域は依然として混乱の度を深めています。なぜイスラム世界では戦争が絶え間ないのでしょうか。イスラム教は好戦的な宗教なのでしょうか。パレスチナ問題はなぜ解決しないのでしょうか。国際政治学・平和紛争学・安全保障的見地から彼らの歴史、社会、経済など中東の諸問題を読み解くための視点を紹介します。
【主な講義内容】
中東近代史/民族紛争のかたち(1) 領土 民族 歴史/民族紛争のかたち(2) 宗教 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教/民族紛争のかたち(3) 貧困 経済 資源/戦火の中東と国際政治(1)/戦火の中東と国際政治(2)

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 4(水) 3つの帝国と中東近代史
第2回 2023/10/11(水) 中東を理解する(1) 領土 民族 歴史
第3回 2023/10/18(水) 中東を理解する(2) 宗教 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教
第4回 2023/10/25(水) 中東を理解する(3) 貧困 経済 資源
第5回 2023/11/ 1(水) 世界の中の中東(1)
第6回 2023/11/ 8(水) 世界の中の中東(2)

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、2022年度秋講座『戦火の欧州・中東・イスラーム関係史 収奪と報復の200年 』の内容に新たな情報を交えてお話するものですが、かなり重複することになります。すでに受講した場合は、再受講は大歓迎ですが、その点をご理解いただけますようお願いします。
◆休講が発生した場合の補講日は11月15日(水)を予定しています。
◆基本的にはパワーポイントを使用しながら、必要に応じて板書(補足説明)や資料配付します。
◆その中で理解を深めていただくために現地の写真(エルサレムやイラク・クルド自治区、サウジアラビア・リヤド・ジェッダ、イラン・テヘラン・イスファハン、アゼルバイジャン・バクー、エジプト・カイロ、リビア・トリポリ、アルジェリア・アルジェ、チュニジア・チュニス等)を15分ほど使って説明する場合もあります。
◆チュニジア、アルジェリアは2023年6月18日から24日まで現地調査をしてきますので現地での最新情報もお伝えします。
◆中東に関する本・名著などもご紹介します。
◆なお、世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。時間の関係上すべて詳しく説明できない場合もあります。第1回は自己紹介など10分程度講座の中でお時間をいただきます。また各講座で私自身が経験した中東での生活や考えたことなどもお話します。
◆中東の理解度は受講者によってまちまちです。より理解を深めていただくためスピードも遅くなる場合もございます。気長にお願いできますと嬉しいです。
◆他の方の迷惑になる行為が認められる場合は退出していただく場合もあります。
こうした点を理解して受講していただけると有難いです。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦火の欧州・中東関係史 収奪と報復の200年』(東洋経済新報社)(ISBN:978-4492444467)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福富 満久
肩書き 一橋大学大学院教授、英王立地理学会フェロー(F.R.G.S.)
プロフィール 早稲田大学政経卒。同大学院政治学研究科博士課程およびパリ政治学院国際関係学Ph.D.コース修了。博士(政治学)、Ph.D(国際関係学)。英王立地理学会フェロー(F.R.G.S.)、専門は国際政治・安全保障・中東問題。12年より一橋大学大学院社会学研究科准教授、15年より現職。15年~16年カリフォルニア大学サンタバーバラ校 オルファレア国際問題研究センターリサーチフェロー、19年~20年ロンドン大学キングス・カレッジ 戦争学研究科シニアリサーチフェロー。18年より防衛大修士・博士論文審査委員。著書に『中東・北アフリカの体制崩壊と民主化』、『国際平和論』、『Gゼロ時代のエネルギー地政学』(いずれも岩波書店)、『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)。近年は紛争学・正義論・軍事介入の問題に力を入れている。最新の論文に英国のSpringer Nature/palgrave macmillan社発行の国際政治学術誌『International Politics』2021年7月号、論文Could humanitarian intervention fuel the conflict instead of ending it?
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