大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・最新の天文学の知見に触れ、宇宙の歴史に思いをはせる
・現代の天文学者の生活や研究スタイルを知る

【講義概要】
私たちの太陽系は1000億個ほどの恒星の大集団である銀河系に属します。銀河系のような恒星の大集団は一般的に銀河と呼ばれ、宇宙には1000億個ほどあると推定されています。そういった銀河が、宇宙の歴史の中でいつどうやって誕生し、成長し、現在の銀河系のようになったのか、これを探る学問を銀河形成進化論と言います。昨年7月にジェームズウェッブ宇宙望遠鏡の観測データが公開されるやいなや、銀河形成進化論に大きな革命が起こりました。本講座ではおよそ1年半にわたるジェームズウェッブ宇宙望遠鏡の観測成果を分かりやすく解説します。また、現在の天文学者がどうやってこのテーマに挑んでいるか、その生態にも触れていきます。

【ご受講に際して】
◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	井上 昭雄
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	京都大学博士(理学)。マルセイユ天体物理学研究所、大阪産業大学を経て、早稲田大学教授。専門は観測宇宙物理学。特に、最遠方天体探査に力を入れている。その一環として、新しい宇宙望遠鏡計画GREX-PLUSをJAXA宇宙科学研究所に提案している。