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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-09 / 芸術・文化 / 学内講座コード:230418

女性像に見る西洋絵画の美の系譜 図像学からジェンダー論まで徹底解説!

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月11日(水)~11月29日(水)
講座回数
6回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・美のアイコンとなった女性たちを取り上げ、その歴史と経緯について理解を深めます。
・美術の中で、今も姿を留める美女たちは、いかに描かれてきたのか、その図像的特徴を把握します。
・美術史の中で、女性たちは、時代とともに、いかに描かれてきたのか、その史的変遷を学びます。
・美術史学の中で、図像学からジェンダー論までを取り上げ、様々な学術的方法論を身につけます。
・美術家として活躍した女性を取り上げることで、美術の女性への門戸開放の歴史について学びます。
・美術のモデルとなった女性を取り上げることで、画家とモデルの関係性についても理解を深めます。

【講義概要】
眉目秀麗な顔立ちに、たおやかな肢体。時に、意味ありげな眼差しと所作が見る者を惑わす。古来、西洋絵画には、美のアイコンともなった女性たちが描かれてきました。本講座は、絵画に登場する実在した「美女」たちを取り上げ、彼女たちがいかに描かれてきたかを知ることで、西洋美術史の流れだけでなく、女性と絵画の社会的な関係をも学んでいこうというものです。古くは、古代エジプトのクレオパトラに始まり、ルネサンスのシモネッタなど、絵画の題材となった美女を取り上げます。さらに、画家の中でも美女として名高いアルテミジアやヴィジェ=ル・ブランを取り上げ、ジェンダー論を踏まえて、女性と絵画、女性と画家についても考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/11(水) 古代エジプトの美女クレオパトラと蛇の図像
第2回 2023/10/18(水) ルネサンスの美女シモネッタと謎のプロフィール
第3回 2023/10/25(水) バロックの画家アルテミジア・ジェンティレスキとフェミニズム批評
第4回 2023/11/ 1(水) ロココ後期の画家ヴィジェ=ル・ブランと王侯貴族の肖像画
第5回 2023/11/22(水) 新古典主義の美女レカミエ夫人とダヴィッドの未完の肖像画
第6回 2023/11/29(水) ラファエル前派の絶世の美女「スタナーズ」と恋愛事件

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月6日を予定しています。
◆西洋絵画の映像を鑑賞しながら、読み解いていく入門講座ですので、どなたでも受講可能です。
◆ルネサンスのボッティチェッリから、ラファエル前派のロセッティまで、幅広い作品を取り上げますが、事前の知識は必要ありません。
◆美術用語や専門的な術語については、その都度、解説するとともに、ハンドアウトをご用意いたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『名画 絶世の美女』シリーズ、『名画の謎を解き明かすアトリビュート・シンボル図鑑』『誘う絵』『ラファエル前派の世界』他、海外3カ国地域での翻訳出版を含めると著作は50冊を超える。
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