講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-27 / 日本史 / 学内講座コード:230222
大日本帝国の崩壊と東アジア
- 開催日
- 9月29日(金)~12月 8日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本近現代史を、東アジア史の視点から捉え直し、現在のアジアにおける日本を考えるきっかけとする。
【講義概要】
日本は日清戦争以降、アジア唯一の植民地帝国となりました。その後、戦争のたびに植民地を拡大していきましたが、1945年の敗戦によってすべての植民地を喪いました。しかし、日本にとって植民地喪失は突然であり、また被支配民族においても植民地解放は連合国の思惑による自立的な独立ではありませんでした。このため、このような歴史的経緯が今日の日本と東アジアの歴史認識問題にも影響を及ぼし続けています。本講座は、第二次世界大戦末期に大日本帝国がどのように崩壊したのか、またそれをもたらした連合国の思惑はどのようなものであったのか、そして戦後の日本と東アジアとの認識のギャップはいかなるものであったのかについて考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) ポツダム宣言と大日本帝国の崩壊
第2回 2023/10/ 6(金) 幻の朝鮮独立
第3回 2023/10/13(金) 朝鮮分断の道
第4回 2023/10/20(金) 光復と降伏の狭間に揺れる台湾
第5回 2023/10/27(金) 国共内戦と支那派遣軍
第6回 2023/11/10(金) 満洲国の崩壊
第7回 2023/11/17(金) 分断されるモンゴル
第8回 2023/11/24(金) 日本最後の地上戦と樺太
第9回 2023/12/ 1(金) 忘れられた南洋群島の記憶
第10回 2023/12/ 8(金) 東アジアにとっての脱植民地化
・日本近現代史を、東アジア史の視点から捉え直し、現在のアジアにおける日本を考えるきっかけとする。
【講義概要】
日本は日清戦争以降、アジア唯一の植民地帝国となりました。その後、戦争のたびに植民地を拡大していきましたが、1945年の敗戦によってすべての植民地を喪いました。しかし、日本にとって植民地喪失は突然であり、また被支配民族においても植民地解放は連合国の思惑による自立的な独立ではありませんでした。このため、このような歴史的経緯が今日の日本と東アジアの歴史認識問題にも影響を及ぼし続けています。本講座は、第二次世界大戦末期に大日本帝国がどのように崩壊したのか、またそれをもたらした連合国の思惑はどのようなものであったのか、そして戦後の日本と東アジアとの認識のギャップはいかなるものであったのかについて考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) ポツダム宣言と大日本帝国の崩壊
第2回 2023/10/ 6(金) 幻の朝鮮独立
第3回 2023/10/13(金) 朝鮮分断の道
第4回 2023/10/20(金) 光復と降伏の狭間に揺れる台湾
第5回 2023/10/27(金) 国共内戦と支那派遣軍
第6回 2023/11/10(金) 満洲国の崩壊
第7回 2023/11/17(金) 分断されるモンゴル
第8回 2023/11/24(金) 日本最後の地上戦と樺太
第9回 2023/12/ 1(金) 忘れられた南洋群島の記憶
第10回 2023/12/ 8(金) 東アジアにとっての脱植民地化
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『「大日本帝国」崩壊-東アジアの1945年』(中央公論新社)(ISBN:978-4121020154)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『「大日本帝国」崩壊-東アジアの1945年』(中央公論新社)(ISBN:978-4121020154)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加藤 聖文 |
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肩書き | 人間文化研究機構 国文学研究資料館・総合研究大学院大学准教授 |
プロフィール | 近代から現代にいたる東アジアと日本との歴史的関係を主に研究。近年は第二次世界大戦直後の満洲など海外からの引揚について世界史的視野から解明することに取り組む。主要著書『海外引揚の研究-忘却された「大日本帝国」』(岩波書店、第43回角川源義賞)、『満蒙開拓団-国策の虜囚』(岩波現代文庫)、『満鉄全史-「国策会社」の全貌』(講談社学術文庫)、『国民国家と戦争-挫折の日本近代史』(角川選書)、『「大日本帝国」崩壊-東アジアの1945年』(中公新書)。 |