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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-30 / 日本史 / 学内講座コード:230210

江戸のくずし字で読む《忠臣蔵・赤穂事件》

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(月)~12月11日(月)
講座回数
10回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・江戸時代のくずし字史料の古文書に慣れることを目ざします。
・1字ずつ判読しながら、文章ごとに読み方を確認します。
・歴史的事件の通説とテキストの記事との異同について考えます。

【講義概要】
テキストは、新出の『赤穂日記』4冊です。表題に「日記」とありますが、事件当時の記録でなく、後年に関連史料を集めて日記風に仕上げたものだと思われます。1冊目から読み始めるので、本講座では播州赤穂藩主浅野内匠頭長矩の江戸城松の廊下での刃傷事件から始まります。行間をとっており、見やすく、読みやすいといえるので、毎回、3~4枚を読み進めたいと思います。読む予定の解読文を毎回お配りし、菅野のモットー「ゆっくりと、ていねいに、しっかりと」読み進めますので、古文書に慣れておられない方、初めての方も歓迎します。読書の秋に、新出史料を読みながら、江戸中期(18世紀)初頭に起こった有名な事件を再考しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 2(月) 赤穂事件についてお話した上で、テキストを1~2枚読みます。
第2回 2023/10/16(月) 事件の起こった元禄14年3月は、天皇の年賀の勅使が江戸に下り、将軍に挨拶するのが恒例です。
第3回 2023/10/23(月) 3月14日に勅使饗応役の赤穂藩主が饗応指導役の高家肝煎に本丸で切付けました。
第4回 2023/10/30(月) 浅野内匠頭は儀礼担当の奏者番の田村右京大夫(上屋敷)に預けとなります。
第5回 2023/11/ 6(月) 内匠頭は、その日の内に将軍綱吉の命が下り、異例の即日切腹となります。
第6回 2023/11/13(月) 御家断絶にともない、赤穂藩浅野家は江戸屋敷3か所を開け渡さなければなりません。
第7回 2023/11/20(月) 赤穂藩浅野家屋敷からは、国許の播磨赤穂に向けて、使者が江戸を出発します。
第8回 2023/11/27(月) 内匠頭長矩の浅野家の代々の藩主のこと、家族のことについての覚書。
第9回 2023/12/ 4(月) 内匠頭長矩の播磨赤穂藩の知行の詳細を記した、将軍の御朱印状の内容。
第10回 2023/12/11(月) 3月17日、幕府は、赤穂城の収公の命を下し、担当の大名・旗本役人を任命します。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家、歴史家
プロフィール 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。
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