講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-14 / 日本史 / 学内講座コード:230205
下野足利氏の中世―鎌倉御家人から将軍へ
- 開催日
- 10月16日(月)~12月 4日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・院政期~南北朝期の足利氏の実態について理解を深める。
・史料から歴史像を構築する手法・醍醐味を学ぶ。
【講義概要】
足利氏は源義国を祖とする清和源氏一族で、同族に新田氏がいました。鎌倉幕府体制下での足利本宗家は、北条氏嫡流の得宗家と政治的に連携し、得宗家に次ぐ有力御家人として君臨しました。しかし、源氏将軍家が断絶した後、源氏嫡流とは認められず、やがて幕府の再興を目指すなかで、足利尊氏は源氏嫡流と鎌倉幕府将軍の正統な後継者であることを主張し、これらを将軍任官の正当性に掲げました。本講義では、主に院政期から南北朝期の史料を読み解きながら、この具体的な様相について追究します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/16(月) 足利義兼と源頼朝
第2回 2023/10/30(月) 足利義氏の光と影
第3回 2023/11/13(月) 苦悩する足利本宗家
第4回 2023/11/27(月) 足利尊氏と後醍醐天皇
第5回 2023/12/ 4(月) 足利本宗家の源氏嫡流化
・院政期~南北朝期の足利氏の実態について理解を深める。
・史料から歴史像を構築する手法・醍醐味を学ぶ。
【講義概要】
足利氏は源義国を祖とする清和源氏一族で、同族に新田氏がいました。鎌倉幕府体制下での足利本宗家は、北条氏嫡流の得宗家と政治的に連携し、得宗家に次ぐ有力御家人として君臨しました。しかし、源氏将軍家が断絶した後、源氏嫡流とは認められず、やがて幕府の再興を目指すなかで、足利尊氏は源氏嫡流と鎌倉幕府将軍の正統な後継者であることを主張し、これらを将軍任官の正当性に掲げました。本講義では、主に院政期から南北朝期の史料を読み解きながら、この具体的な様相について追究します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/16(月) 足利義兼と源頼朝
第2回 2023/10/30(月) 足利義氏の光と影
第3回 2023/11/13(月) 苦悩する足利本宗家
第4回 2023/11/27(月) 足利尊氏と後醍醐天皇
第5回 2023/12/ 4(月) 足利本宗家の源氏嫡流化
備考
【ご受講に際して】
◆毎回配付する資料により講義を進めます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆毎回配付する資料により講義を進めます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 田中 大喜 |
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肩書き | 国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学准教授(併任) |
プロフィール | 専門分野は日本中世史。院政期~室町期にかけての武士団(武家領主)の存在形態を主な研究課題としていますが、最近は東国武士が新たに獲得した西国や東北地域の所領に移住できた要因の究明に取り組んでいます。主要著書に『中世武士団構造の研究』(校倉書房)・『新田一族の中世』(吉川弘文館)・『足利氏と新田氏』(吉川弘文館)・『図説 鎌倉幕府』(編著・戎光祥出版)・『中世武家領主の世界』(編著・勉誠出版)などがあります。 |