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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-01 / 文学 / 学内講座コード:230105

小説教室入門

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(火)~12月12日(火)
講座回数
6回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・小説を読み、書くことを通して、世界に対する驚きや好奇心を取り返すことを目指します。
・受講者が提出する課題作品の講評・合評を中心に進めながら、小説を読み、書くうえで押さえておきたい重要な技巧や手法を検証します。
・随想や覚書、まとまっていない構想や断片でも構いません。それをどう生かし、膨らませていけるか、みなさんと一緒に講評・合評で考えていきたいと思います。

【講義概要】
「日常の身ぢかな出来事は、慣れっこになっているせいか、私たちには当然のように思える。それを異化することは、それを私たちの目につくようにする役目をする」(ブレヒト)。「慣れっこ」には罠がある。慣れると、当然でないことも、当然のように思えてくるからやっかいだ。受け入れられない理不尽なことも、当然になれば「目につ」かなくなり、抵抗なく受け入れてしまうだろう。慣れと共に、私たちの感性や思考は機械的になり、驚きや好奇心を失い、無感情、無批判、無感動に陥ってゆく。文学は、こうした慣れにともなう感性や思考の惰性化へのささやかな抵抗である。本講座では小説の技巧を整理し、惰性化に抗う手法を磨くことを目指す。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) 講義1 自分の感受性くらい自分で守りたい
第2回 2023/10/17(火) 講義2ならび提出作品の講評と合評1
第3回 2023/10/31(火) 講評と合評2
第4回 2023/11/14(火) 講評と合評3
第5回 2023/11/28(火) 講評と合評4
第6回 2023/12/12(火) 講評と合評5

備考

【ご受講に際して】
◆課題作品の提出方法は、メールを予定。その他の提出方法もあわせ、講座の初回に決めたいと思います。
◆提出作の枚数は、受講生みなさんが次回までに目を通す時間も考慮し、400字詰め原稿用紙換算1枚から30枚前後を目安とします。(超える場合は要相談)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 楜沢 健
肩書き 文芸評論家、早稲田大学講師
プロフィール 1966年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学文学研究科博士課程単位取得退学。プロレタリア文学を研究の軸に、ユニークな文芸評論を展開。早稲田大学、横浜文学学校、朝日カルチャーセンター等で近現代文学と創作の講師を勤める。著書『アンソロジー・プロレタリア文学』全五巻(森話社)、『だから鶴彬』『川柳は乱調にあり』(春陽堂書店)など。
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