講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-30 / 文学 / 学内講座コード:230102
東京―街・人・文学―
- 開催日
- 10月 2日(月)~11月27日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・東京につながりの深い作品に照明を当てていきます。
・よく知られた名作はもちろん、あまり注目されていない優れた作品を、積極的に紹介していきます。
・明治から現代まで、幅広く名作・問題作を扱っていきます。
【講義概要】
東京は、近代文学を育んだ重要な場所です。そこに住んだ文学者、そこを背景にした名作、多くの興味深い事例が見出だせます。広く東京の下町を扱った作品、山の手や東京周辺との関連で論ずることの出来る作品にまで視野を広げ、新たな視点から、そうした作品に照明を当てて行きたいと思います。秋学期は、泉鏡花(宮内淳子)、菊池寛(石割透)、佃島の文学(宗像和重)、野田宇太郎(藤井淑禎)、樋口一葉(庄司達也)、田山花袋(篠崎美生子、小菅健一)、永井荷風(中島国彦)の7テーマ、8回で構成します。(企画・中島国彦早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 2(月) 泉鏡花「註文帳」―明治の吉原とその周辺―
第2回 2023/10/16(月) 菊池寛「真珠夫人」を読む
第3回 2023/10/23(月) 隅田川「佃の渡し」の文学
第4回 2023/10/30(月) 赤城神社と湯上がりの女
第5回 2023/11/ 6(月) 樋口一葉「十三夜」を読む ―「東京」の郊外という視点から
第6回 2023/11/13(月) 田山花袋「蒲団」―「縄張り」を死守する中年男
第7回 2023/11/20(月) 田山花袋『東京の三十年』から見える時代と街―時間・空間・人間の物語―
第8回 2023/11/27(月) 永井荷風「つゆのあとさき」を読む
・東京につながりの深い作品に照明を当てていきます。
・よく知られた名作はもちろん、あまり注目されていない優れた作品を、積極的に紹介していきます。
・明治から現代まで、幅広く名作・問題作を扱っていきます。
【講義概要】
東京は、近代文学を育んだ重要な場所です。そこに住んだ文学者、そこを背景にした名作、多くの興味深い事例が見出だせます。広く東京の下町を扱った作品、山の手や東京周辺との関連で論ずることの出来る作品にまで視野を広げ、新たな視点から、そうした作品に照明を当てて行きたいと思います。秋学期は、泉鏡花(宮内淳子)、菊池寛(石割透)、佃島の文学(宗像和重)、野田宇太郎(藤井淑禎)、樋口一葉(庄司達也)、田山花袋(篠崎美生子、小菅健一)、永井荷風(中島国彦)の7テーマ、8回で構成します。(企画・中島国彦早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 2(月) 泉鏡花「註文帳」―明治の吉原とその周辺―
第2回 2023/10/16(月) 菊池寛「真珠夫人」を読む
第3回 2023/10/23(月) 隅田川「佃の渡し」の文学
第4回 2023/10/30(月) 赤城神社と湯上がりの女
第5回 2023/11/ 6(月) 樋口一葉「十三夜」を読む ―「東京」の郊外という視点から
第6回 2023/11/13(月) 田山花袋「蒲団」―「縄張り」を死守する中年男
第7回 2023/11/20(月) 田山花袋『東京の三十年』から見える時代と街―時間・空間・人間の物語―
第8回 2023/11/27(月) 永井荷風「つゆのあとさき」を読む
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』(大修館書店)、『森鷗外 学芸の散歩者』(岩波新書)等。 |
名前 | 宮内 淳子 |
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肩書き | 立正大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。早稲田大学教育学部卒。博士(人文科学、お茶の水女子大学)。専門分野は日本近代文学。帝塚山学院大学教授を経て、現在は立正大学で非常勤講師を勤める。著書に『谷崎潤一郎 異郷往還』(国書刊行会)、『岡本かの子論』『藤枝静男』(EDI)、共著に『上海の日本人社会とメディア』(岩波書店)など。 |
名前 | 石割 透 |
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肩書き | 駒澤大学名誉教授 |
プロフィール | 1945年京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得修了。専門分野は日本近代文学。『芥川龍之介全集』、『芥川龍之介資料集』共同編集の他、著書『芥川龍之介初期作品の展開』(有精堂)、編著書『芥川竜之介書簡集』『芥川竜之介随筆集』(岩波文庫)『ジャズ』(ゆまに書房)などがある。 |
名前 | 宗像 和重 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1953年福島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻後期課程満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に『投書家時代の森鷗外』(岩波書店)など。 |
名前 | 藤井 淑禎 |
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肩書き | 立教大学名誉教授 |
プロフィール | 愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学卒業。立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本近代文学・文化。著書に、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房)、『名作がくれた勇気』(平凡社)などがある。 |
名前 | 庄司 達也 |
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肩書き | 横浜市立大学教授 |
プロフィール | 1961年東京生まれ。芥川龍之介の〈人〉と〈文学〉を主たる研究テーマとするが、出版メディアと作家、読者の関係などにも関心を強くしている。近年は、近代の作家たちが聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートなども企画している。編著書に『芥川龍之介ハンドブック』(鼎書房)、ほか。 |
名前 | 篠崎 美生子 |
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肩書き | 明治学院大学教授 |
プロフィール | 日本近現代文学専攻。博士(文学、早稲田大学)。芥川龍之介の小説から研究を始め、その後、日本近代文学とナショナリズムの関係に関心を持つ。近年は、日本近代文学と中国との関わり、原爆と文学の関わりについて研究中。単著に『弱い「内面」の陥穽』(翰林書房)がある。 |
名前 | 小菅 健一 |
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肩書き | 山梨英和大学教授 |
プロフィール | 文学修士(早稲田大学)。専門分野は、日本近現代文学および表現論。山梨英和大学において日本近現代文学、現代文化論、現代芸術論、日本語スキル(初年次教育)や公開講座の日本近現代文学の作品講読を担当。共著書に『日本文芸の系譜』『日本文芸の表現史』他、近著に『未来の学び 小学生のための生涯学習講座』。 |
