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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-16 / 日本史 / 学内講座コード:130295

伊能忠敬を生んだ社会を探る 海陸の視点からみなおす江戸時代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月18日(水)~11月22日(水)
講座回数
6回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・江戸時代に対する理解を深める。
・崩し字で書かれた古文書の読み方とともに、古地図の見方の基本を理解することで、多角的な歴史の見方を学ぶ。

【講義概要】
いまやリタイア世代の星ともいえる伊能忠敬。しかし、その実像は、実直にコツコツと自分の足で歩きながら測量を行い新しい日本図を創り上げた偉人という、通常のイメージからは異なっていました。伊能忠敬とは誰か、なぜ日本図は創られたのか。意外にもそれは、壮大な海からの視線の登場を契機としていました。本講座では、海陸を視野に入れた最新の研究動向を紹介しながら、古文書や古地図の詳細な分析成果に基づき、伊能忠敬と彼を生んだ社会・時代と、知られざるその後の展開について解説していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/18(水) 伊能忠敬とは誰か
第2回 2023/10/25(水) 徳川将軍の支配地図ー国絵図
第3回 2023/11/ 1(水) 海陸の視点からみた19世紀日本と伊能測量隊
第4回 2023/11/ 8(水) 伊能の次世代の洋学者たちと開成所
第5回 2023/11/15(水) 1967年のパリ万博に展示された日本図-日本の覇権を握るのは誰か
第6回 2023/11/22(水) 戊辰戦争ー権力空白期に洋学者たちの夢が実現していた

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月29日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 杉本 史子
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1958年生まれ。神戸大学大学院文化学研究科単位取得、博士(文学)(東京大学)。18~19世紀前半の日本の歴史の分析に当たって、通常歴史分析に使われる文字史料のみならず、地図・鳥瞰図などの空間表現を視野に入れた研究を行ってきた。地図・鳥瞰図について、近代的な尺度から価値判断するのではなく、その時代の人々の価値観や秩序観を反映した歴史的なテクストとして捉えるとき、それらが、文字記述だけではうかがうことのできない豊かな世界を語り始めることを、講義のなかで述べていきたいと考えている。
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