講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-25 / 文学 / 学内講座コード:130147
和歌からひも解く源氏物語 桐壺巻の和歌と物語
- 開催日
- 9月27日(水)~11月29日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・源氏物語の世界を、作中和歌を中心に読解します。
・とくに作中和歌の表現や意義について、理解します。
・今期は桐壺巻を扱い、原文を用いて読み進めます。
【講義概要】
源氏物語の作中和歌は、五十四帖すべての巻の要所にあらわれ、いずれもとても大切な役割をになっています。とくに、登場人物たちの抱くとりわけ深い心情は、和歌によって表現されています。それらの和歌は、物語の主題や内容と深くかかわりながら、平安時代の一般の和歌ともまた異なる、源氏物語ならではの魅力的な表現世界を生み出しています。
今期の講座では、源氏物語の始発となる桐壺巻の要所を原文で読み進めながら、作中和歌を中心に、その深く豊かな物語世界を読み解きたいと思います。とくに作中和歌の表現や意義について、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説し、源氏物語の新たな読み方や理解の仕方をお話しいたします。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/27(水) 今期の講座内容などの概説。テキスト(『古典セレクション源氏物語【1】』)の[一]「帝の桐壺更衣への御おぼえまばゆし」
第2回 2023/10/ 4(水) [二]「更衣に皇子誕生、方々の憎しみつのる」~[四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」
第3回 2023/10/11(水) [四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」
第4回 2023/10/18(水) [五]「無心の若宮、更衣の里に退出する」~[八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」前半部
第5回 2023/10/25(水) [八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」後半部
第6回 2023/11/ 1(水) [九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」前半部
第7回 2023/11/ 8(水) [九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」後半部
第8回 2023/11/15(水) [一〇]「若宮参内、祖母北の方死去する」~[一二]「高麗人の観相、若宮、源姓を賜る」
第9回 2023/11/22(水) [一三]「先帝の四の宮(藤壺)入内する」~[一四]「源氏、亡母に似ている藤壺の宮を慕う」
第10回 2023/11/29(水) [一五]「源氏の元服の儀、左大臣家の婿となる」~[一七]「源氏、一途に藤壺の宮を恋慕する」
・源氏物語の世界を、作中和歌を中心に読解します。
・とくに作中和歌の表現や意義について、理解します。
・今期は桐壺巻を扱い、原文を用いて読み進めます。
【講義概要】
源氏物語の作中和歌は、五十四帖すべての巻の要所にあらわれ、いずれもとても大切な役割をになっています。とくに、登場人物たちの抱くとりわけ深い心情は、和歌によって表現されています。それらの和歌は、物語の主題や内容と深くかかわりながら、平安時代の一般の和歌ともまた異なる、源氏物語ならではの魅力的な表現世界を生み出しています。
今期の講座では、源氏物語の始発となる桐壺巻の要所を原文で読み進めながら、作中和歌を中心に、その深く豊かな物語世界を読み解きたいと思います。とくに作中和歌の表現や意義について、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説し、源氏物語の新たな読み方や理解の仕方をお話しいたします。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/27(水) 今期の講座内容などの概説。テキスト(『古典セレクション源氏物語【1】』)の[一]「帝の桐壺更衣への御おぼえまばゆし」
第2回 2023/10/ 4(水) [二]「更衣に皇子誕生、方々の憎しみつのる」~[四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」
第3回 2023/10/11(水) [四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」
第4回 2023/10/18(水) [五]「無心の若宮、更衣の里に退出する」~[八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」前半部
第5回 2023/10/25(水) [八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」後半部
第6回 2023/11/ 1(水) [九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」前半部
第7回 2023/11/ 8(水) [九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」後半部
第8回 2023/11/15(水) [一〇]「若宮参内、祖母北の方死去する」~[一二]「高麗人の観相、若宮、源姓を賜る」
第9回 2023/11/22(水) [一三]「先帝の四の宮(藤壺)入内する」~[一四]「源氏、亡母に似ている藤壺の宮を慕う」
第10回 2023/11/29(水) [一五]「源氏の元服の儀、左大臣家の婿となる」~[一七]「源氏、一途に藤壺の宮を恋慕する」
備考
【ご受講に際して】
◆テキスト『古典セレクション源氏物語【1】桐壺│帚木│空蝉│夕顔』。桐壺巻冒頭(12頁)から始めます。
◆指定のテキストと筆記用具をお持ちください。
◆各回の講義で扱う内容(頁数や範囲など)については、一定の目安とお考え下さい。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション源氏物語【1】桐壺│帚木│空蝉│夕顔』(小学館)(ISBN:978-4093620819)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆テキスト『古典セレクション源氏物語【1】桐壺│帚木│空蝉│夕顔』。桐壺巻冒頭(12頁)から始めます。
◆指定のテキストと筆記用具をお持ちください。
◆各回の講義で扱う内容(頁数や範囲など)については、一定の目安とお考え下さい。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション源氏物語【1】桐壺│帚木│空蝉│夕顔』(小学館)(ISBN:978-4093620819)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 吉見 健夫 |
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肩書き | 元早稲田大学講師 |
プロフィール | 博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学文学部や政治経済学部等で主に源氏物語についての講師担当。主要論文『源氏物語和歌論』(博士論文)、「桐壺更衣の和歌と長恨歌引用ー源氏物語始発の形成-」(『日本古代文学と東アジア』)、「幻巻の和歌論ー光源氏の現世離脱意識の形成-」(『平安文学の饗宴』)、「「若紫」の表現と色彩ー平安和歌の考察と『伊勢物語』『源氏物語』『紫式部日記』への展開-」(『国文学研究』)など。 |