講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-28 / 文学 / 学内講座コード:130104
漱石文学の世界
- 開催日
- 9月30日(土)~11月25日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。
【講義概要】
春学期は「吾輩は猫である」の世界を多角的に分析してきましたが、秋学期はちょうど時期的に背中合わせになっている『漾虚集』の短編、「坊っちゃん」「草枕」の世界を考えたいと思います。作品を読み込む一方で、その時期の書簡や帝国大学での文学論構築の営為にも目を向けることにより、漱石の明治38年、39年の歩みを辿っていきたいと思います。春学期担当の、石原千秋、安藤文人、藤尾健剛、藤井淑禎、松下浩幸、長島裕子、中島国彦の他に、新しく服部徹也を加えた8名で、担当していきます。手元に、全集や文庫本を置いて、作品にアプローチすることを心がけていただけるとありがたく存じます。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/30(土) 〈坊っちゃん〉とアイデンティティー
第2回 2023/10/ 7(土) 発想と材源―『漾虚集』と『猫』
第3回 2023/10/14(土) 『文学論』―初期創作の背景としての文学研究―
第4回 2023/10/21(土) 漱石の自筆絵はがきの世界
第5回 2023/10/28(土) 『坊っちゃん』―学校と戦争―
第6回 2023/11/11(土) 「草枕」と朱子学
第7回 2023/11/18(土) 『草枕』と美辞麗句
第8回 2023/11/25(土) 明治38年、39年の書簡から
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。
【講義概要】
春学期は「吾輩は猫である」の世界を多角的に分析してきましたが、秋学期はちょうど時期的に背中合わせになっている『漾虚集』の短編、「坊っちゃん」「草枕」の世界を考えたいと思います。作品を読み込む一方で、その時期の書簡や帝国大学での文学論構築の営為にも目を向けることにより、漱石の明治38年、39年の歩みを辿っていきたいと思います。春学期担当の、石原千秋、安藤文人、藤尾健剛、藤井淑禎、松下浩幸、長島裕子、中島国彦の他に、新しく服部徹也を加えた8名で、担当していきます。手元に、全集や文庫本を置いて、作品にアプローチすることを心がけていただけるとありがたく存じます。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/30(土) 〈坊っちゃん〉とアイデンティティー
第2回 2023/10/ 7(土) 発想と材源―『漾虚集』と『猫』
第3回 2023/10/14(土) 『文学論』―初期創作の背景としての文学研究―
第4回 2023/10/21(土) 漱石の自筆絵はがきの世界
第5回 2023/10/28(土) 『坊っちゃん』―学校と戦争―
第6回 2023/11/11(土) 「草枕」と朱子学
第7回 2023/11/18(土) 『草枕』と美辞麗句
第8回 2023/11/25(土) 明治38年、39年の書簡から
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月2日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は12月2日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』(大修館書店)、『森鷗外 学芸の散歩者』(岩波新書)等。 |
名前 | 藤尾 健剛 |
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肩書き | 大東文化大学教授 |
プロフィール | 1959年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。香川大学助教授をへて、現職。著書に、『夏目漱石の近代日本』(勉誠出版)、『川端康成 無常と美』(翰林書房)がある。 |
名前 | 松下 浩幸 |
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肩書き | 明治大学教授 |
プロフィール | 専門分野は日本近現代文学。著書に『夏目漱石―Xなる人生』(NHK出版)、共著に『夏目漱石事典』(勉誠出版)、『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』(風間書房)、『日本近代文学と〈家族〉の風景―戦後編』(明治大学リバティアカデミー)など。 |
名前 | 長島 裕子 |
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肩書き | 秀明大学客員教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院修士課程修了。現在、秀明大学客員教授。専門分野は日本近代文学。著書に、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『文章の達人 家族への手紙4 夫より妻へ』(編著、ゆまに書房)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)がある。 |
名前 | 石原 千秋 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1955年、東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士後期課程中退(文学修士)。東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、現職。著書『漱石と三人の読者』(講談社現代新書)、『『こころ』で読みなおす漱石文学』(朝日文庫)、『漱石入門』(河出文庫)、 『漱石はどう読まれてきたか』(新潮選書)など。 |
名前 | 藤井 淑禎 |
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肩書き | 立教大学名誉教授 |
プロフィール | 愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学卒業。立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本近代文学・文化。著書に、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房)、『名作がくれた勇気』(平凡社)などがある。 |
名前 | 安藤 文人 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院において英文学を専攻した後、比較文学に転じ、英国18世紀作家ロレンス・スターンが漱石の初期作品に与えた影響について研究を続けている。文学学術院において英語科目を担当。英語関係の著作に『アウトプットに必要な英文法』(研究社)他がある。 |
名前 | 服部 徹也 |
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肩書き | 大谷大学助教 |
プロフィール | 1986年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。同大学院文学研究科助教(非常勤)、大妻女子大学非常勤講師等を経て、現職。専門は日本近代文学・文学理論。共著に小平麻衣子編『文芸雑誌「若草」:私たちは文芸を愛好している』(翰林書房)など。 |