講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-27 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:720709
樹木の年輪から過去の気候を探る―自然年表と環境史
- 開催日
- 7月29日(土)~ 9月 2日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・樹木の年輪から気候や環境の変化を読み取る方法を理解する。
・気候変動と人間社会の関係についての文理融合研究の成果を知る。
・新しい年輪分析法を知り環境史研究の可能性について理解する。
【講義概要】
将来の気候変動を正確に予測し、それに対処できる社会を築くための基礎として、過去の気候変動と人間社会の関係を正しく記述する取り組みが重要である。本講義では、毎年の気候を年輪として記録している樹木に着目し、過去数百年から数千年にわたり世界各地で復元された気候変動の特徴とその変動要因を探る。また、考古学や歴史学の知見を取り入れることで、気候変動が当時の人間社会に及ぼした影響について考える。特に、近年めざましく進展した年輪の酸素同位体比分析により復元された国内外の精密な気候変動データを古文書や考古資料と対比することで、新しい環境史研究が進みつつあることを学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/29(土) 年輪年代学の概要
第2回 2023/ 8/ 5(土) 世界各地の古気候復元と環境史
第3回 2023/ 8/26(土) 酸素同位体比による新しい古気候復元と日本史との連携
第4回 2023/ 9/ 2(土) 古気候復元・環境史研究の精緻化に向けて
・樹木の年輪から気候や環境の変化を読み取る方法を理解する。
・気候変動と人間社会の関係についての文理融合研究の成果を知る。
・新しい年輪分析法を知り環境史研究の可能性について理解する。
【講義概要】
将来の気候変動を正確に予測し、それに対処できる社会を築くための基礎として、過去の気候変動と人間社会の関係を正しく記述する取り組みが重要である。本講義では、毎年の気候を年輪として記録している樹木に着目し、過去数百年から数千年にわたり世界各地で復元された気候変動の特徴とその変動要因を探る。また、考古学や歴史学の知見を取り入れることで、気候変動が当時の人間社会に及ぼした影響について考える。特に、近年めざましく進展した年輪の酸素同位体比分析により復元された国内外の精密な気候変動データを古文書や考古資料と対比することで、新しい環境史研究が進みつつあることを学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/29(土) 年輪年代学の概要
第2回 2023/ 8/ 5(土) 世界各地の古気候復元と環境史
第3回 2023/ 8/26(土) 酸素同位体比による新しい古気候復元と日本史との連携
第4回 2023/ 9/ 2(土) 古気候復元・環境史研究の精緻化に向けて
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は9月9日(土)を予定しております。
◆Zoom ミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は9月9日(土)を予定しております。
◆Zoom ミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 佐野 雅規 |
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肩書き | 名古屋大学大学院特任准教授、元早稲田大学講師 |
プロフィール | 博士(農学)。専門は、古気候学、樹木年輪年代学。国内外において、樹木の年輪を用いた気候変動の復元や、出土材・古建築材の年代決定、考古学・歴史学との融合研究を進めている。編著『気候変動から読みなおす日本史 (臨川書店)』をはじめ、古気候学、年輪年代学に関する論文を多数公表している。 |