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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-03 / 世界史 / 学内講座コード:720302

アフリカの吟遊詩人の映像人類学研究

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 5日(水)~ 7月26日(水)
講座回数
4回
時間
19:00~20:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
30
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・吟遊詩人の社会集団としての特質とその変容について映像人類学的観点から学ぶ。
・吟遊詩人アズマリ、ラリベラのパフォーマンスの特徴を理解する。
・フィールドワークに基づく、多様な映像記録のアプローチについて学ぶ。

【講義概要】
本講義では、アフリカ地域社会における吟遊詩人の活動を映像人類学的観点からとらえ考察する。主に、エチオピアのアズマリ、ラリベラをとりあげ、その歌の魅力に迫ると同時に、両者の社会集団としての特質について学ぶ。両集団は、王侯貴族のお抱え楽師、戦場で兵士を鼓舞する係、庶民の意見の代弁者、儀礼を司る職能者等、様々な役割を担ってきた。また、畏怖の対象とされるとともに社会的周縁に追いやられてきた。近年はポピュラー音楽界、さらには文化遺産ポリティックスとのつながりのなかでその芸能の在り方を変化させている。本講義では、両集団を対象にした、講師自身による映像人類学研究の方法論について省察的に分析する。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 5(水) 吟遊詩人との出会い
第2回 2023/ 7/12(水) アズマリとラリベラの歌の世界
第3回 2023/ 7/19(水) アズマリとラリベラの社会集団としての特質とその変容
第4回 2023/ 7/26(水) フィールドワークにおける映像人類学的方法論

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月2日(水)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川瀬 慈
肩書き 国立民族学博物館・総合研究大学院大学准教授
プロフィール 人類学者。国立民族学博物館准教授。詩、小説、映像作品、パフォーマンス等、既存の学問の枠組みにとらわれない創作活動を行う。主著は『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、鉄犬ヘテロトピア文学賞)、『エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年、サントリー学芸賞、梅棹忠夫 山と探検文学賞)、詩集『叡智の鳥』(インスクリプト/tombac、2021年)。映像作品に『Room 11, Ethiopia Hotel』(サルデーニャ国際民族誌映画祭2008、最も革新的な映画賞)、『吟遊詩人-声の饗宴-』(東京ドキュメンタリー映画祭2022人類学・民俗映像部門準グランプリ)等がある。http://www.itsushikawase.com/japanese/
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