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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-26 / その他教養 / 学内講座コード:320713

性の多様性と生殖補助医療から考える人類の未来

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月28日(金)~ 9月 1日(金)
講座回数
4回
時間
13:10~14:40
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
24
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・DNAと遺伝子、ゲノム、染色体を理解し遺伝の仕組みを学ぶ
・退化するY染色体と生殖補助医療から人類の未来について考える
・ヒトにおける多様な性の在り方とジェンダーについて理解する

【講義概要】
ヒトのY染色体は退化の一途をたどり、やがて消失すると言われている。それは遠い未来ではなく現実にY染色体の劣化は急速に進みつつあり、生殖補助医療に頼らなければ子孫を残せない深刻な問題に直面している。ヒトの性の在り方は多様であり、身体的な性別のほかに、性の自意識と性表現、性的嗜好などの「心の性」が存在する。本講義では、ヒトの遺伝と染色体について正しく理解し、精子の減少や退化し続けるY染色体と生殖補助医療から人類の未来について考える。生殖補助医療によって形づくられる、性的マイノリティを含む多様な家族の在り方についても理解を深め、真のジェンダー平等な社会の実現に向けた取り組みの必要性について考える。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/28(金) ヒトの染色体・ゲノムと遺伝の基礎 -性染色体を中心に-
第2回 2023/ 8/ 4(金) 遺伝的多様性を生み出す減数分裂と性染色体が引き起こす不思議な生命現象について理解する
第3回 2023/ 8/25(金) Y染色体の退化、現代人の精子の減少、生殖補助医療、遺伝子操作技術などの視点から人類の未来について考える
第4回 2023/ 9/ 1(金) ヒトの多様な性と生殖補助医療の発展によって形づくられる多様な家族の在り方を理解し、ジェンダー平等に向けて何が必要かを考える

備考

【ご受講に際して】
◆担当講師が執筆した著書『性の進化史 -いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮選書)の内容に沿って、ヒトの遺伝の仕組み、性染色体の機能とその進化、性の多様性、生殖補助医療の現状と未来について、様々なトピックスや最新の情報を交えながらわかりやすく解説する。
◆講義用の資料として、講義スライドのハンドアウトを配付する。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松田 洋一
肩書き 名古屋大学名誉教授
プロフィール 三重県生まれ。放射線医学総合研究所、北海道大学、名古屋大学で長年にわたり染色体研究に従事。染色体異常、脊椎動物のゲノム・染色体進化、性染色体の起源と進化などの研究分野で多くの業績を持つ。最近の著書『性の進化史 ― いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮選書)は2018年度毎日出版文化賞を受賞。
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