大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・江戸城を引き継ぐかたちで誕生した皇居の歴史的意味を理解する。
・江戸幕府の創成期、幕末期、明治・大正期、昭和期の歴史に登場する江戸城・皇居の姿を考察する。
・皇居に残るさまざまな遺構とその意味、歴史的逸話を学習する。

【講義概要】
東京の真ん中に位置する皇居は、かつて江戸城でありました。徳川家康入城以来400年あまりの歴史をひもとくと、つねに政治の中心であり、謎と魅力に満ちているといって過言ではありません。この講座は、江戸城から皇居にいたる激動の歴史を詳細に語りながら、本丸、二の丸、西の丸、吹上、北の丸といった具体的エリアの遺構、文化財を魅力的な逸話とともに子細に紹介します。皇居東御苑の公開や皇居の一般参観も再開されており、過去・現在ともに歴史の舞台でありつづける旧江戸城と皇居を見学・散策する際の最高のガイドとなるでしょう。なお、講義はすべて座学となります。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 4(火) 【総論1】江戸城の歴史
第2回 2023/ 7/11(火) 【総論2】皇居の歴史
第3回 2023/ 7/18(火) 【各論1】本丸～三の丸(皇居東御苑)
第4回 2023/ 7/25(火) 【各論2】西の丸(宮殿)～吹上御苑
第5回 2023/ 8/ 1(火) 【各論3】北の丸、皇居前広場(皇居外苑)
第6回 2023/ 8/ 8(火) 【各論4】赤坂御用地、御用邸、旧離宮・御料地の歴史

【テキスト・参考図書】
テキスト
『最後の秘境 皇居の歩き方』（小学館）（ISBN:978-4093887311）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	竹内 正浩
肩書き	歴史探訪家
プロフィール	著書に『最後の秘境　皇居の歩き方』『旅する天皇』(いずれも小学館)、『重ね地図で読み解く大名屋敷の謎』『重ね地図で愉しむ 江戸東京「高低差」の秘密』(いずれも宝島社)、『写真と地図でめぐる軍都・東京』『ふしぎな鉄道路線　「戦争」と「地形」で解きほぐす』(いずれもNHK出版)、『地図と愉しむ東京歴史散歩』シリーズ既刊5冊(中央公論新社)、『江戸・東京の「謎」を歩く』(祥伝社)など多数。