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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-05 / 日本史 / 学内講座コード:320201

続日本紀―巻五・巻六を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 7日(金)~ 8月25日(金)
講座回数
6回
時間
13:10~14:40
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
24
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の奈良時代史を叙述する上で、基礎的で根本的な歴史文献である『続日本紀』を扱います。
・日本の古代史料そのものをじかに読み、文字・記事の理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・史料の解読を通じて、古代社会では何が関心事とされていて、人々の姿がどのように描かれていたかを学び取ります。
・史料解釈の多様さとそれに起因する解読の難しさを、また記載内容の限界やその理由などを考えていきます。

【講義概要】
『続日本紀』には漢文・書き下し・現代語訳本がありますが、そのうちの漢文を教材とします。その理由は書き下しも現代語訳も、書き手の解釈が入ってしまい、そう読めるのかどうかわからないからです。古代史を叙述するもとである記事がどう書かれていたのか、その確実な史料に触れることからスタートしたいと思います。とはいえ、長編である『続日本紀』の全文を読んでいくのでは膨大な時間がかかりますので、講師が各巻から適宜数ケ条の記事を取り上げる抜き読みの形で進めます。今回は『続日本紀』40巻のうち、元明天皇のもとで藤原宮から平城宮に遷都し、強まった藤原不比等の指導下で国家支配が進められていく様子をうかがいます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 7(金) 『続日本紀』第五巻を読む(1)
第2回 2023/ 7/14(金) 『続日本紀』第五巻を読む(2)
第3回 2023/ 7/21(金) 『続日本紀』第五巻を読む(3)
第4回 2023/ 7/28(金) 『続日本紀』第六巻を読む(1)
第5回 2023/ 8/ 4(金) 『続日本紀』第六巻を読む(2)
第6回 2023/ 8/25(金) 『続日本紀』第六巻を読む(3)

備考

【ご受講に際して】
◆2019年度八丁堀校秋講座と同趣旨・同内容の講座ですが、新たな内容も一部に加えて説明します。
◆教材となる漢文のテキストには新訂増補国史大系本を用い、そのコピーを配布します。書き下しや現代語訳されている本は、初回の講座でご紹介します。必要と思われる方はご携行下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、9月1日(金)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き 元早稲田大学講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。
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