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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-05-06 / その他教養 / 学内講座コード:710701

これからの中国をどう読むか 歴史・伝統思想・国際関係からのアプローチ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月 8日(月)~ 6月12日(月)
講座回数
6回
時間
15:30~17:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
世界は冷戦終結後の米国の価値観・戦略を軸とした近代化・グローバリゼーションの道を歩んできた。しかし21世紀も20年代に突入し、大きく変わろうとしている。
その変化を引き起こしている中心に中国がいることは間違いない。ここ10年余り、中国は世界に向かって様ーなメッセージを投げかけ、存在感を示してきた。しかし、その中国も様ーな難題に直面するようになり、決して順風満帆の未来とは言えない。世界は再生を求めているのだが、その未来は依然として混沌としている。本講義では、いくつかの重要な視角から多面的に分析し、視界が見えにくくなている中国の現在と未来を考え、ひいては中国を取り巻く国際関係について、少し踏み込んだ形でデザインをしてみたい。

【講義概要】
本講義は、まず2022年11月に実施された中国共産党第20回全国大会において、習近平氏が従来の慣例(総書記任期は2期10年まで)を破って3期目も引き継ぎ、独裁色を強めた。まずこの党大会の意味することを検討しておきたい。続いて今日の習近平氏が直面している「内憂外患」の課題を検討する。その後、コロナパンデミック対策で特徴的に見られる統治のスタイルと、中国の民主主義について考える。次いで、国際関係に対する中国の関わり方を伝統思想、今日の秩序構想および具体的な展開としての「一帯一路」戦略から見ておく。これらを通して、中国指導者が何を考えているのか、そして世界の動向にどのような影響をもたらすのかを考える。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 5/ 8(月) 第20回共産党大会から見えてくる習近平体制の現状とゆくえ
第2回 2023/ 5/15(月) 「内憂外患」に直面する第3期の習近平時代
第3回 2023/ 5/22(月) ゼロコロナ政策に見る統治スタイルと民主主義
第4回 2023/ 5/29(月) 「中華民族の偉大な復興」と秩序、主導権に見る中国的特徴
第5回 2023/ 6/ 5(月) 「一帯一路」戦略と世界秩序構想
第6回 2023/ 6/12(月) 国際世界で直面する「中国の難題」とその克服のカギ

備考

【ご受講に際して】
◆基本的には講師がオリジナルのパワーポイントを毎回作成し、これをもとに講義をします。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆休講が発生した場合の補講日は6月19日(火)を予定しております。
◆3/17(金)15:30より本講座の無料体験会を実施します。
◆体験会お申し込みはこちらから。https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/60184/

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 天児 慧
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1947年生。早稲田大学卒業。一橋大学大学院社会学研究科で博士号取得。2002年4月より早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。同大学現代中国研究所所長、人間文化研究機構現代中国地域研究9拠点代表など歴任。専門は現代中国論・アジア国際関係論。著書に『中国政治の社会態制』(岩波書店、2018年),『中国の歴史第11巻 毛沢東VS?小平』(文庫本、講談社、2021年),『中国のロジックと欧米思考』(青灯社、2021年)など。
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