講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-12 / 世界史 / 学内講座コード:310702
東アジアの暴力と平和ー沖縄、日本国憲法、核兵器から考える
- 開催日
- 4月14日(金)~ 6月 9日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・東アジアをめぐる平和を脅かすもの、平和を構築する可能性について、それぞれの講師の専門分野から多角的に学ぶことを目的とする。
【講義概要】
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻は、国際社会に大きな衝撃を与えた。この戦争をどのように考えたら良いのだろうか。欧米各国がウクライナを支援し、ロシアに対して経済制裁を強化する一方で、中国は間接的にロシアを支援し、戦争を助長させる動きを見せている。このため、米中関係の信頼醸成の構築が一層困難となるとともに、2022年10月に習近平国家主席が3期目を迎え、東アジアで暮らす私たちの平和が脅かされ、超大国の軍拡覇権ゲームに巻き込まれる可能性が高まってきている。この講座では、東アジアをめぐる平和を脅かすもの、平和を構築する可能性について、各講師の専門分野から多角的に学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/14(金) ガイダンス:「平和を考える視点」
第2回 2023/ 4/21(金) 「ロシア・ウクライナ戦争とは何か」
第3回 2023/ 4/28(金) 「なぜ中国は大国となりえたのかー新国際分業の視点から考える」
第4回 2023/ 5/12(金) 「朝鮮半島からみたロシア・ウクライナ戦争と日韓関係 」
第5回 2023/ 5/19(金) 「ロシア・ウクライナ戦争と中台問題への影響ー沖縄の視点から」
第6回 2023/ 5/26(金) 「ロシア・ウクライナ戦争が照らし出す憲法9条の真価ー憲法学の視点から」
第7回 2023/ 6/ 2(金) 「核の脅威と核兵器禁止条約」
第8回 2023/ 6/ 9(金) 「東アジアの平和を考える」
・東アジアをめぐる平和を脅かすもの、平和を構築する可能性について、それぞれの講師の専門分野から多角的に学ぶことを目的とする。
【講義概要】
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻は、国際社会に大きな衝撃を与えた。この戦争をどのように考えたら良いのだろうか。欧米各国がウクライナを支援し、ロシアに対して経済制裁を強化する一方で、中国は間接的にロシアを支援し、戦争を助長させる動きを見せている。このため、米中関係の信頼醸成の構築が一層困難となるとともに、2022年10月に習近平国家主席が3期目を迎え、東アジアで暮らす私たちの平和が脅かされ、超大国の軍拡覇権ゲームに巻き込まれる可能性が高まってきている。この講座では、東アジアをめぐる平和を脅かすもの、平和を構築する可能性について、各講師の専門分野から多角的に学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/14(金) ガイダンス:「平和を考える視点」
第2回 2023/ 4/21(金) 「ロシア・ウクライナ戦争とは何か」
第3回 2023/ 4/28(金) 「なぜ中国は大国となりえたのかー新国際分業の視点から考える」
第4回 2023/ 5/12(金) 「朝鮮半島からみたロシア・ウクライナ戦争と日韓関係 」
第5回 2023/ 5/19(金) 「ロシア・ウクライナ戦争と中台問題への影響ー沖縄の視点から」
第6回 2023/ 5/26(金) 「ロシア・ウクライナ戦争が照らし出す憲法9条の真価ー憲法学の視点から」
第7回 2023/ 6/ 2(金) 「核の脅威と核兵器禁止条約」
第8回 2023/ 6/ 9(金) 「東アジアの平和を考える」
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 堀 芳枝 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 埼玉県生まれ。博士(国際関係論、上智大学)。専門分野は、国際関係論(平和学)、東南アジア地域研究(フィリピン)、ジェンダー。平和学の授業では、グローバル経済がグローバルサウスに及ぼす構造的暴力を中心に教えている。共著『学生のためのピース・ノート2』(コモンズ)、共著『アジアの市民社会とNGO』(晃洋書房)、共著『国際関係の中の子どもたち』(晃洋書房)などがある。 |
名前 | 高橋 哲哉 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 1956年、福島県生まれ。哲学者。ジャック・デリダを中心に現代西欧の哲学・思想を研究しつつ、日本と世界の歴史・政治・宗教等について考察してきた。『記憶のエチカ』『デリダ 脱構築と正義』『戦後責任論』『靖国問題』『歴史/修正主義』『日米安保と沖縄基地論争』ほか、著書多数。 |
名前 | 李 泳采 |
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肩書き | 恵泉女学園大学 教授 |
プロフィール | 単著『アングリーヤングボーターズ 韓国若者たちの戦略的選択』(梨の木舎、2016年)。単著『韓流が伝える現代韓国ー「初恋」からノ・ムヒョンの死まで』(梨の木舎、2010年)。共著 内海 愛子 著、中野 晃一 著、李 泳采 著、鄭 栄桓 著『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのかー民衆の平和と市民の役割・責任』(彩流社、2019年) 、共著 チョヒヨン 著、李 泳采 著『日本市民社会運動探訪ー日本の市民社会運動と知識人と出会う』(韓国ソウル:アジア文化コミュニティ出版、2016年)がある。 |
名前 | 小松 寛 |
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肩書き | 成蹊大学 アジア太平洋研究センター 主任研究員 |
プロフィール | 1981年沖縄県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、同大学社会科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。専門分野は国際関係論、平和研究、戦後沖縄政治。著書に『日本復帰と反復帰:戦後沖縄ナショナリズムの展開』(単著、早稲田大学出版部)、『沖縄県史 各論編7 現代』(共著、沖縄県教育委員会)、『沖縄が問う日本の安全保障』(共著、岩波書店)など。 |
名前 | 斉藤 小百合 |
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肩書き | 恵泉女学園大学人間社会学部教授 |
プロフィール | 東京都出身。博士(学術、国際基督教大学)。専攻は憲法学。早稲田大学でも憲法関連科目を担当しています。著書に『打ち捨てられた者の「憲法」』(いのちのことば社)がある。 |
名前 | 川崎 哲 |
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肩書き | ピースボート共同代表 |
プロフィール | 東京生まれ。東京大学法学部卒業後、核兵器をなくすための活動を続けてきた。2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)運営委員および会長も兼任。書籍著作として『核兵器 禁止から廃絶へ』(岩波ブックレット、2021)。『核兵器はなくせる』(岩波ジュニア新書、2018年)。『核兵器を禁止する』(岩波ブックレット、2014年)がある。 |