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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-18 / 芸術・文化:音楽 / 学内講座コード:310432

怖いクラシック

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月20日(木)~ 6月15日(木)
講座回数
8回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
24
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・自然現象、戦争、あるいは孤独など、世界にあるさまざまな「恐怖」を音楽家たちは、音楽としてどう表現してきたかを辿るとともに、音楽が時代とともにどう変化してきたかを考える。
・癒し、快楽だけではない、音楽の「魔の魅力」を深く知る。
・作曲家の人生とそれぞれが生きた社会状況を知ることで鑑賞の手引とする。

【講義概要】
「怖いクラシック」といっても、ホラー映画の音楽のような単純に「怖い音楽」ではなく、「恐怖を音楽で表現したもの」についての講座です。娯楽や式典・宴会のために作られていた音楽が、「コンサートホールで鑑賞する」ものへと変化した時、「怖い音楽」が誕生しました。いえ、その逆で「怖い音楽」が誕生した時、音楽は鑑賞するものになったのかもしれません。「怖い音楽」こそが、実は音楽の王道だったのです。8回を通して、同時に18世紀から20世紀までの音楽史を知ることにもなります。2017年開催の同題の講座を一部、内容を変更します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/20(木) モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」で描かれた「父の恐怖」
第2回 2023/ 4/27(木) ベートーヴェン:「クロイツェル・ソナタ」で描かれた「孤独の恐怖」
第3回 2023/ 5/11(木) ベルリオーズ:「幻想交響曲」で描かれた「狂気の恐怖」
第4回 2023/ 5/18(木) ショパン:「葬送ソナタ」で描かれた「死の恐怖」
第5回 2023/ 5/25(木) 「レクイエム」で描かれた「神の恐怖」
第6回 2023/ 6/ 1(木) ムソルグスキー:「はげ山の一夜」で描かれた「自然の恐怖」
第7回 2023/ 6/ 8(木) ホルスト:「惑星」で描かれた「戦争の恐怖」
第8回 2023/ 6/15(木) ショスタコーヴィチ:「交響曲第4番、第10番」で描かれた「国家権力の恐怖」

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中川 右介
肩書き 作家、編集者
プロフィール 1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長として『クラシックジャーナル』、音楽家の評伝などを編集・発行(2014年まで)。音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲などの著書多数。著書に『怖いクラシック』(NHK出版新書)、『国家と音楽家』(集英社文庫)『カラヤンとフルトヴェングラー』(幻冬舎新書)、『至高の十大指揮者』『不朽の十大交響曲』(角川ソフィア文庫)、他。
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