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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-05 / 世界史 / 学内講座コード:210310

教科書が教えない日本人のための世界史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(金)~ 6月 2日(金)
講座回数
8回
時間
13:10~14:40
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の世界史教科書成立の由来を知り、その限界を理解する。
・モンゴル帝国が世界史に果たした役割を理解する。
・大日本帝国が世界史に果たした役割を知ることにより、自虐史観から脱却する。

【講義概要】
日本で教えられている世界史は、戦前の西洋史と東洋史が合体して成立した。西洋史は、ヘーロドトス著『ヒストリアイ』に始まる地中海文明から現代の西欧にいたる歴史で、東洋史は、司馬遷著『史記』に始まる漢字文明の歴史である。両者は歴史観がまったく異なるために、日本の世界史は筋が通らないままなのである。ここでは、教科書に載らない二つの帝国、13世紀に東西文明をつなぎ、ヨーロッパの大航海時代を引き起こし、さらに現代のロシアと中国の形成に大きな役割を果たしたモンゴル帝国と、19世紀になって世界史に登場した日本が、朝鮮や満洲で果たした役割を、大陸側からの観点で理解することを目指す。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 7(金) 教科書で教えられる世界史の大問題
第2回 2023/ 4/14(金) モンゴル帝国から「一つの世界史」は始まる
第3回 2023/ 4/21(金) 中国に巨大な影響を与えた元の支配
第4回 2023/ 4/28(金) 欧州全土を征服寸前だったモンゴル軍
第5回 2023/ 5/12(金) ロシア帝国は「黄金のオルド」を受け継いだ
第6回 2023/ 5/19(金) 露清関係の真実と「最後の遊牧帝国」
第7回 2023/ 5/26(金) 大日本帝国の登場、そして満洲国誕生へ
第8回 2023/ 6/ 2(金) 満洲国の遺産が中国に近代をもたらした

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、6月9日(金)を予定しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史』(KADOKAWA)(ISBN:978ー4046018991)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮脇 淳子
肩書き 歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員
プロフィール 1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『モンゴルの歴史』『真実の中国史』『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』『満洲国から見た近現代史の真実』『中国・韓国の正体』『世界史のなかの蒙古襲来』ほか多数。
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