大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・出雲と言えば、ヤマトと戦って敗北したというイメージが一部にはあるようです。これについては諸説ありますけれども、この講座を受講された皆さんに等身大の出雲を見つめることができるようになっていただきたいと思います。
・そして、コロナ収束後に「命の洗濯」をするために出雲に行ってみたい。皆さんをそのような気持ちにさせること。これがこの講座の目標です。

【講義概要】
出雲と言えば、何を思い浮かべますか?早稲田大学にもゆかりのあるラフカディオ=ハーン(小泉八雲)は、出雲を「神ーの国の首都」であると記しています。出雲と言えば、神話が思い浮かびますが、その神話が今日の私達に投げかけているメッセージは何でしょうか。また、出雲はなぜ神話の舞台とされたのか。こういった問題を皆さんと共に考えていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/19(水) 第1回 出雲神話のバリエーションースサノヲを中心にー
第2回 2023/ 5/10(水) 第2回 素顔のオオクニヌシ
第3回 2023/ 5/17(水) 第3回 天皇の前で神話を語る出雲国造
第4回 2023/ 6/ 7(水) 第4回 出雲大社の歴史と文化
第5回 2023/ 6/14(水) 第5回 古代王権と出雲

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	森田 喜久男
肩書き	淑徳大学教授
プロフィール	石川県生まれ。博士(歴史学・駒澤大学)専門分野は、日本古代史および神話学。前職の島根県立古代出雲歴史博物館で、出雲の神話や出雲国風土記の展示を担当。著書として『やさしく学べる古事記講座』(ハーベスト出版)・『古代王権と出雲』(同成社)などがある。