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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-08 / 世界史 / 学内講座コード:110316

近世ヨーロッパの歴史 宗教改革と大航海時代のヨーロッパ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(月)~ 6月19日(月)
講座回数
10回
時間
13:10~14:40
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・宗教改革と大航海時代の到来によって幕を開ける近世の前半期(16~17世紀)のヨーロッパの歴史を概観しながら、中世的ヨーロッパ世界が瓦解し、近代ヨーロッパの原形が形作られてゆく過程について理解を深めることが講義の狙いです。
・この時代のヨーロッパ諸国の歴史的歩みについて、《非ヨーロッパ世界との関わり》や《グローバル・ヒストリーの視点》を踏まえながら、政治・外交・宗教・文化・経済・流通など多様な角度から論じます。
・重要な邦訳史料や図像史料を紹介しながら、実証的に歴史的事実に光を当ててゆきます。

【講義概要】
第1回~第6回の講義では、「(1)宗教改革、ローマ・カトリックの対抗宗教改革、宗教戦争」をテーマに、宗教改革がヨーロッパ諸国に巻き起こした宗教的・政治的変動とカトリックによる対抗宗教改革及び非ヨーロッパ世界での宣教活動の展開、そして近世の宗教戦争がヨーロッパの国際秩序に与えた影響について考察します。第7回~第10回の講義では、「(2)大航海時代のヨーロッパと外部世界との邂逅」をテーマに、近世前半期のヨーロッパ諸国のアフリカ・アメリカ・アジア・日本への進出の動きが《ヨーロッパの流通・交易・政治・国際秩序・世界観》と《ヨーロッパと非ヨーロッパ世界の関係》をどのように変えたのか、考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/10(月) ルターとドイツにおける宗教改革の始まり
第2回 2023/ 4/17(月) 宗教改革の国際的拡大(スイス、フランス、イングランド、スコットランド、オランダ、北欧)と「ヨーロッパの国際秩序」の変容
第3回 2023/ 4/24(月) ローマ・カトリックの対抗宗教改革とカトリシズムの変容
第4回 2023/ 5/ 8(月) 非ヨーロッパ世界(アメリカ、アジア、日本)でのローマ・カトリックによる宣教活動とヨーロッパにおける「世界」及び「日本」についての認識
第5回 2023/ 5/15(月) 大陸ヨーロッパの宗教戦争(シュマルカルデン戦争、ユグノー戦争、三十年戦争)と16~17世紀における「ヨーロッパの国際秩序」の構造変化
第6回 2023/ 5/22(月) 16~17世紀イギリスの政治と宗教
第7回 2023/ 5/29(月) 大航海時代の始まりとヨーロッパ世界の膨張
第8回 2023/ 6/ 5(月) ポルトガルとスペインによる「世界」の分割と植民地化政策
第9回 2023/ 6/12(月) 「東欧及び東地中海の覇権」をめぐるハプスブルク家の君主たちとオスマン帝国スルタンの争いと「16~17世紀のヨーロッパ国際秩序」のなかでのハプスブルク家の影響力の拡大
第10回 2023/ 6/19(月) 東インド会社とイギリス、オランダ、フランスの植民地経営

備考

【ご受講に際して】
◆講義内容は2022年度春学期とほぼ同じです。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 蝶野 立彦
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(西洋史専攻)単位取得満期退学。博士(文学)。専門分野は、宗教改革期・近世ドイツ史、ヨーロッパ宗教史。著書に、『十六世紀ドイツにおける宗教紛争と言論統制』(彩流社)、『中近世ヨーロッパの宗教と政治』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。
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