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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-02-04 / 芸術・文化 / 学内講座コード:740404

日本の伝統芸能―能を学ぶ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 6日(月)~ 2月27日(月)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
30
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・じっくり四回かけて、〈江口〉を紹介する。
・世阿弥自筆能本が現存する。前回の〈松風〉が、成立時期の比較的早い曲であったのに対して、本曲は世阿弥の目指していた幽玄的歌舞能の完成された形を示している。〈松風〉や〈井筒〉との比較も念頭におきつつ、本曲の魅力と作品世界を堪能する。
・能の映像を見て、その表現を理解する力を身に付ける。

【講義概要】
世阿弥の理想とする幽玄的歌舞能(美しい舞と歌で構成された優美な能)の成立過程において、世阿弥自筆能本の存在する〈江口〉は特に重要な作品である。現行所流の違いにも目を配りながら、本曲で世阿弥が何を狙っているのかなどを、他曲と比較しつつ明らかにする。
〈江口〉は『新古今和歌集』などに見られる西行と遊女のエピソードを利用しつつ、さらに遊女が普賢菩薩の化現であったという説話を元にして作られている。
典拠とされる物語を確認しつつ、それをどのように能に利用して複式夢幻能形式を作り上げているのかについて、また女能の系譜の中で、どのような位置にあるのかを確認する。
時間の許す限り舞台映像で表現法を確認していきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 6(月) 能の中の西行
第2回 2023/ 2/13(月) 西行説話と〈江口〉
第3回 2023/ 2/20(月) 遊女の曲舞
第4回 2023/ 2/27(月) 普賢菩薩の舞

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月6日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。【会員】授業動画の視聴方法(会員向け) 【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 三宅 晶子
肩書き 奈良大学教授
プロフィール 1953年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。専門は中世日本文学(特に能楽)。著書に『世阿弥は天才である』(草思社)、『歌舞能の確立と展開』・『歌舞能の系譜』(ぺりかん社)、編著書『もう一度読みたい日本の古典文学』(勉誠出版)などがある。
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