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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-02-01 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:340714

性の多様性とジェンダーについて考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 3日(金)~ 2月17日(金)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
10,246円
定員
24
その他
会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・自然界の動物が持つ性決定様式の多様性とその進化について学ぶ。
・ヒトにおける多様な性の在り方とジェンダーについて理解する。
・生殖医療の発展によって形づくられる多様な家族の在り方について考える。

【講義概要】
ヒトの性の在り方は多様であり、身体的な性別のほかに、性の自意識と性表現、性的嗜好などの「心の性」が存在する。本講義では、まず自然界の生物に目を向け、多種多様な性の決定様式とその進化についての基礎知識を身に着ける。次に、ヒトにおけるジェンダーに対する社会認識や、性的マイノリティを取り巻く社会環境の現状と問題点を理解し、観念的な男女平等論の擁護ではなく、真のジェンダー平等な社会の実現に向けた取り組みの必要性について考える。さらに、生殖補助医療の発展によって形づくられる多様な家族の在り方、生殖補助医療によって生じる子供の人権と福祉の問題とその法整備支援の現状を理解し、その将来について考える。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) 性スペクトラムとは?/動物の性決定様式の多様性と性決定遺伝子の進化
第2回 2023/ 2/10(金) 性染色体の起源とその進化 /新しい遺伝学の概念「エピジェネティクス」と遺伝子発現の雌雄(男女)差/ヒトにおける多様な性の在り方
第3回 2023/ 2/17(金) ジェンダーを取り巻く社会環境と問題点についての理解を深め、ジェンダー平等に向けて何が必要かを考える/生殖補助医療の発展によって形づくられる多様な家族の在り方について理解し、その将来について考える

備考

【ご受講に際して】
◆担当講師が執筆した著書『性の進化史 -いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮選書)の内容に沿って講義を行います。本講義は2022年度夏期に開講された「ヒトのY染色体と人類の未来 -男は生き残れるのか」の続編となりますが、今回初めて受講する人にも理解できるように、わかり易く解説します。
◆講義資料は各講義時に配付します。
◆休講が発生した場合の補講日は2月24日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松田 洋一
肩書き 名古屋大学名誉教授
プロフィール 三重県生まれ。放射線医学総合研究所、北海道大学、名古屋大学で長年にわたり染色体研究に従事。染色体異常、脊椎動物のゲノム・染色体進化、性染色体の起源と進化などの研究分野で多くの業績を持つ。最近の著書『性の進化史 ― いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮選書)は2018年度毎日出版文化賞を受賞。
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