講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340414
近衛十四郎とチャンバラ映画 剣戟スターのキャリアから日本映画史を振り返る
- 開催日
- 2月 3日(金)~ 3月 3日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・チャンバラ(剣戟)映画というジャンルが確立して、国民的娯楽として享受された時代の実相を知る。
・ひとりのチャンバラ映画スターのキャリアを通じて、戦前・戦中・戦後の映画会社の栄枯盛衰を確認する。
【講義概要】
近衛十四郎(1914-1977)というスターは、ともに俳優となった二人の息子=松方弘樹・目黒祐樹の父親として記憶されるが、日本映画黄金期における時代劇というジャンル、特に殺陣における実力で人気を博した不世出の剣戟映画スターである。その近衛十四郎のキャリアを通じて、戦前のサイレント映画期から戦時統制期を経て、戦後の映画黄金期、そして映画衰退にともなって時代劇の主戦場がテレビへと変わっていった1960年代後半から1970年代初め頃までの映画会社と時代劇というジャンルの栄枯盛衰を検証していく。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) 大都映画時代
第2回 2023/ 2/10(金) 松竹京都時代
第3回 2023/ 2/17(金) 東映京都時代
第4回 2023/ 2/24(金) 他社作品出演
第5回 2023/ 3/ 3(金) TV時代劇時代
・チャンバラ(剣戟)映画というジャンルが確立して、国民的娯楽として享受された時代の実相を知る。
・ひとりのチャンバラ映画スターのキャリアを通じて、戦前・戦中・戦後の映画会社の栄枯盛衰を確認する。
【講義概要】
近衛十四郎(1914-1977)というスターは、ともに俳優となった二人の息子=松方弘樹・目黒祐樹の父親として記憶されるが、日本映画黄金期における時代劇というジャンル、特に殺陣における実力で人気を博した不世出の剣戟映画スターである。その近衛十四郎のキャリアを通じて、戦前のサイレント映画期から戦時統制期を経て、戦後の映画黄金期、そして映画衰退にともなって時代劇の主戦場がテレビへと変わっていった1960年代後半から1970年代初め頃までの映画会社と時代劇というジャンルの栄枯盛衰を検証していく。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) 大都映画時代
第2回 2023/ 2/10(金) 松竹京都時代
第3回 2023/ 2/17(金) 東映京都時代
第4回 2023/ 2/24(金) 他社作品出演
第5回 2023/ 3/ 3(金) TV時代劇時代
備考
【ご受講に際して】
◆毎回の講義では、それぞれの時代の近衛十四郎の主な作品の映像を紹介しつつパワーポイントにて解説していきます。また、パワーポイントの配布資料に加えて、個々の映画作品についての文字資料(プレスシートや雑誌の紹介記事など)のコピーを配布します。
◆本講義は、講師が2021年に出版した著書『近衛十四郎十番勝負』(雄山閣)をベースに話を進めていきます。必須ではありませんが、参考図書として目を通していただき、ご受講いただけたらより理解が深まると思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆毎回の講義では、それぞれの時代の近衛十四郎の主な作品の映像を紹介しつつパワーポイントにて解説していきます。また、パワーポイントの配布資料に加えて、個々の映画作品についての文字資料(プレスシートや雑誌の紹介記事など)のコピーを配布します。
◆本講義は、講師が2021年に出版した著書『近衛十四郎十番勝負』(雄山閣)をベースに話を進めていきます。必須ではありませんが、参考図書として目を通していただき、ご受講いただけたらより理解が深まると思います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 谷川 建司 |
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肩書き | 早稲田大学客員教授 |
プロフィール | 1962年東京都生まれ。日本ヘラルド映画(株)勤務を経て、1992年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。その後、一橋大学大学院社会学で博士号を取得。2003年より茨城大学人文学部助教授、2005年に早稲田大学政治経済学術院に移籍。 |