講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-23 / 世界史 / 学内講座コード:340303
「戦争の嫌いな国」の戦争―アメリカ史の逆説
- 開催日
- 1月25日(水)~ 3月 1日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「軍事大国アメリカ」についての理解を深める。
・浅薄な安全保障論とは異なる軍事と戦争への知見を得る。
・有益な”歴史の遠近法”を身につける。
【講義概要】
今日の私たちにはまるで悪い冗談に聞こえますが、アメリカ合衆国は本来「戦争の嫌いな国」――より正しくは「軍隊嫌いで戦争をしたがらない国」でした。それがいまでは世界最大最強の常備軍を有し、「つねに世界のどこかで戦さをする」代表的な戦争国家です。なぜそんなことになったのか。その逆説のいわれを歴史に沿って考えましょう。戦争はもとより政治的行為であり、政治学や軍事研究――あるいは平和研究――の研究対象です。しかしこの授業では、社会史や文化史を統合する文明史(history of civilization)の観点でお話しします。国際関係論や政策科学的な安全保障論のたぐいではありませんのでご留意ください。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/25(水) 概観?戦争と文化のアメリカ史
第2回 2023/ 2/ 1(水) ふたつの世界大戦
第3回 2023/ 2/ 8(水) 「忘れられた戦争」と「アメリカの最も長い戦争」
第4回 2023/ 2/15(水) レーガン時代とは何だったのか
第5回 2023/ 2/22(水) 9.11と対テロ戦争
第6回 2023/ 3/ 1(水) 失意の世紀?
・「軍事大国アメリカ」についての理解を深める。
・浅薄な安全保障論とは異なる軍事と戦争への知見を得る。
・有益な”歴史の遠近法”を身につける。
【講義概要】
今日の私たちにはまるで悪い冗談に聞こえますが、アメリカ合衆国は本来「戦争の嫌いな国」――より正しくは「軍隊嫌いで戦争をしたがらない国」でした。それがいまでは世界最大最強の常備軍を有し、「つねに世界のどこかで戦さをする」代表的な戦争国家です。なぜそんなことになったのか。その逆説のいわれを歴史に沿って考えましょう。戦争はもとより政治的行為であり、政治学や軍事研究――あるいは平和研究――の研究対象です。しかしこの授業では、社会史や文化史を統合する文明史(history of civilization)の観点でお話しします。国際関係論や政策科学的な安全保障論のたぐいではありませんのでご留意ください。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/25(水) 概観?戦争と文化のアメリカ史
第2回 2023/ 2/ 1(水) ふたつの世界大戦
第3回 2023/ 2/ 8(水) 「忘れられた戦争」と「アメリカの最も長い戦争」
第4回 2023/ 2/15(水) レーガン時代とは何だったのか
第5回 2023/ 2/22(水) 9.11と対テロ戦争
第6回 2023/ 3/ 1(水) 失意の世紀?
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006003388)
『空の帝国 アメリカの20世紀』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4065140932)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『ジャングル・クルーズにうってつけの日――ヴェトナム戦争の文化とイメージ』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006003388)
『空の帝国 アメリカの20世紀』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4065140932)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 生井 英考 |
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肩書き | 立教大学アメリカ研究所員 |
プロフィール | 2020年3月まで立教大学社会学部教授。定年後は立教大学アメリカ研究所員、朝日新聞書評委員などをつとめる。慶応大学文学部時代の専攻は日本民俗学。その後、映像人類学に転じ、ヴェトナム戦争とその後の社会変容についてのリサーチを通して、学際分野としてのアメリカ研究が専門となった。 |