大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・日本の神話について知る。
・古事記や日本書紀といった上代古典の読み方を理解する。

【講義概要】
古事記を解釈する講座です。古事記を丁寧に楽しく読んでいきますので、最初から取り組みたいかたにぴったりです。歴史ではなく、文芸として、その語り口の面白さを漢文で書かれた日本書紀や先代旧事本紀、古語拾遺などと比較しながら探索してゆきます。今学期は古事記中巻の第2回。建国神話に続いて神話と歴史の間の物語が始まります。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/14(土) 時のトンネル～古事記系譜論
第2回 2023/ 1/21(土) ミマキ天皇と三輪山の神～古事記の世界
第3回 2023/ 1/28(土) ミマキ天皇と四道将軍～古事記の語り
第4回 2023/ 2/ 4(土) はつくにしらすすめらみこと～古事記と日本書紀

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は2月25日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	志水 義夫
肩書き	東海大学教授
プロフィール	東京生まれ東京育ち。博士(文学)。東海大学文学部北欧文学科で小泉保先生に『カレワラ』を学び、同大学院文学研究科で櫻井満先生に上代文学を学ぶ。学術専門書に『古事記生成の研究』(おうふう)、一般向け著書に『古事記の仕組み』(新典社新書37)、『マンガでわかる古事記』(池田書店)などがある。