講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-16 / 世界史 / 学内講座コード:240310
大隈重信がチベットに送った工作員 成田安輝にみる帝国主義期の工作員の多面性
- 開催日
- 2月18日(土)~ 2月18日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,831円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講義概要】
19世紀末、世界中の探検家は英露の中間にある地政学的な要衝として、また神王ダライ・ラマの君臨する神秘の地として、チベットの都ラサを目指していた。これを受けて、1897年、外務大臣大隈重信は5年計画で成田安輝をラサに潜入させるプロジェクトを開始した。計画は義和団の乱によって頓挫しかかるが、成田は続行を主張し、ついに1901年にラサ潜入に成功した。技官・大陸浪人・工作員・軍人・工作員とめまぐるしく姿をかえる成田安輝は、同時代のイギリスやロシアの現場の軍人の姿とも共通項が多い。外務省に残る成田安輝関連文書を用いて帝国主義期の工作員の多面的な姿を学ぶ。
19世紀末、世界中の探検家は英露の中間にある地政学的な要衝として、また神王ダライ・ラマの君臨する神秘の地として、チベットの都ラサを目指していた。これを受けて、1897年、外務大臣大隈重信は5年計画で成田安輝をラサに潜入させるプロジェクトを開始した。計画は義和団の乱によって頓挫しかかるが、成田は続行を主張し、ついに1901年にラサ潜入に成功した。技官・大陸浪人・工作員・軍人・工作員とめまぐるしく姿をかえる成田安輝は、同時代のイギリスやロシアの現場の軍人の姿とも共通項が多い。外務省に残る成田安輝関連文書を用いて帝国主義期の工作員の多面的な姿を学ぶ。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 石濱 裕美子 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『チベットを知るための50章』(明石書店)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。 |