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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-14 / 日本史 / 学内講座コード:240214

江戸のくずし字を読む 時代物の話(鎌倉時代)に19世紀の江戸を読みとる!

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月16日(月)~ 3月 6日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・くずし字の江戸仮名に慣れ、絵解きしながら19世紀の版本を楽しむこと
・江戸の町に暮らす町人・武士の生活ぶりと交友の様子などを読み取ること
・江戸の生活を探るときに、手掛りが版本にあることを読みながら学ぶこと

【講義概要】
教材は、江戸後期から明治に至る19世紀に活躍した人気作家の鈍亭(仮名垣)魯文の幕末期、安政2(1855)年の傑作『権八一代記』で、夏学期の続きとなります。毎回2~3枚を味読いたします。江戸時代から明治の19世紀に出版された小型の本は、貸本屋のおかげで、女性読者を得たことから、人情本などベストセラー作品が続き、江戸から東京と変わった明治になっても人気を博します。文学史などに名を残した作家(戯作者)の版本を楽しみながら読み、作品世界と読者の暮らす江戸の町を想い、文芸作品を歴史の資料として読み解きましょう。主人公の平井権八は歌舞伎の世界でも人気のあった人物ですので歌舞伎との関連を想うのもよしです。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/16(月) 前半はお話=作者のこと。後半は読み=1枚ほど。
第2回 2023/ 1/23(月) 浪人の平井権八は武家奉公するが、出入りの商人を見て大金奪取の悪謀を企む。
第3回 2023/ 1/30(月) 権八たちがねらいを付けた商人は上州(群馬県)から来ている絹売の弥市。
第4回 2023/ 2/ 6(月) 大金を奪った3人は、農民たちに怪しまれたため、分かれ分かれに逃げることにする。
第5回 2023/ 2/13(月) 上方に逃げたものの金が無くなると、ふたたび「鎌倉」にもどり、小紫や長兵衛に会いたいと思う。
第6回 2023/ 2/20(月) 鎌倉に着いたものの、小紫に会うこともできず、剃髪して姿を変え、1年ほど過ごす。
第7回 2023/ 2/27(月) 1年後、人相書のお尋ね者権八は長兵衛に御礼と暇乞いをしようと「船川戸」に行く。
第8回 2023/ 3/ 6(月) 既に年季があけて「腰越」の親の元にいた小紫は権八の初七日に目室の梵輪寺を訪れる。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家、歴史家
プロフィール 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)等。
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