講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-05 / 日本史 / 学内講座コード:240206
応仁の乱はなぜ起きたのか―対立と抗争の室町政治史
- 開催日
- 2月 7日(火)~ 2月28日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本中世史に対する理解を深める。
・古文書や古記録を正確に読解する力を身につける。
・史料を読解した内容に基づき、通説にとらわれることなく、物事の原因と結果を考察する。
【講義概要】
複雑でいまだに誤解されていることも多い応仁の乱(応仁・文明の乱)について取り扱います。応仁の乱は、その名前は大変よく知られており、日本史の教科書では必ず取り上げられています。またその原因として挙げられているのが将軍家の家督争いで、それが激化した結果、日本全国を巻き込む大きな争乱になったと説明されています。しかし本当にそれ「だけ」が、乱が勃発し、全国的な争乱になった原因だったのでしょうか。また本当にそのような家督争いは存在したのでしょうか。本講義では、乱周辺のみならずより長い期間の政治史を史料に基づいて解き明かすことにより、乱が起きた背景や原因について考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 7(火) 幕府誕生―応仁の乱前史―
第2回 2023/ 2/14(火) 将軍暗殺―体制の動揺と変化―
第3回 2023/ 2/21(火) 開戦―東軍と西軍―
第4回 2023/ 2/28(火) 終戦―乱が遺したもの―
・日本中世史に対する理解を深める。
・古文書や古記録を正確に読解する力を身につける。
・史料を読解した内容に基づき、通説にとらわれることなく、物事の原因と結果を考察する。
【講義概要】
複雑でいまだに誤解されていることも多い応仁の乱(応仁・文明の乱)について取り扱います。応仁の乱は、その名前は大変よく知られており、日本史の教科書では必ず取り上げられています。またその原因として挙げられているのが将軍家の家督争いで、それが激化した結果、日本全国を巻き込む大きな争乱になったと説明されています。しかし本当にそれ「だけ」が、乱が勃発し、全国的な争乱になった原因だったのでしょうか。また本当にそのような家督争いは存在したのでしょうか。本講義では、乱周辺のみならずより長い期間の政治史を史料に基づいて解き明かすことにより、乱が起きた背景や原因について考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 7(火) 幕府誕生―応仁の乱前史―
第2回 2023/ 2/14(火) 将軍暗殺―体制の動揺と変化―
第3回 2023/ 2/21(火) 開戦―東軍と西軍―
第4回 2023/ 2/28(火) 終戦―乱が遺したもの―
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大薮 海 |
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肩書き | お茶の水女子大学准教授 |
プロフィール | 1982年千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻(日本史学)後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。東京大学特任研究員、首都大学東京(現、東京都立大学)助教などを経て現職。専門は日本中世史。著書に『室町幕府と地域権力』(吉川弘文館、2013年)、『応仁・文明の乱と明応の政変』(吉川弘文館、2021年)、論文等に「康暦の強訴終結後の混乱と南都伝奏の成立」(『お茶の水史学』第62号、2019年)、「「応仁の乱」か「応仁・文明の乱」か―データベースを活用したトレンド調査―」(『本郷』第154号、2021年)などがある。 |