講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-12 / 文学 / 学内講座コード:140149
安部公房の世界
- 開催日
- 1月14日(土)~ 2月 4日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・安部公房という作家についての知識を得る。
・先行研究を踏まえた小説の読解力を身につける。
・20世紀の文学・芸術に対する理解を深める。
【講義概要】
第二次世界大戦後の文学には、様々な変身や、肉体の変形の話が描かれました。安部公房(1924~93年)も、そうした話を書いた代表的な作家です。今回の講義では、彼の変形譚の世界を初期の短編小説から紹介します。コモン君の植物への変身を描いた「デンドロカカリヤ」(1949-1952年)、伝書鳩から平和の鳩を経て弾丸までの変身を描いた「手」(1951年)、皮膚の変色への恐怖を描いた「飢えた皮膚」(1951年)、そして老婆から糸を経てジャケツへの変身を描いた「詩人の生涯」(1951年)を読み、変身を描くことにどのような意味があるのか、考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/14(土) 「デンドロカカリヤ」(1949-1952年)
第2回 2023/ 1/21(土) 「手」(1951年)
第3回 2023/ 1/28(土) 「飢えた皮膚」(1951年)
第4回 2023/ 2/ 4(土) 「詩人の生涯」(1951年)
・安部公房という作家についての知識を得る。
・先行研究を踏まえた小説の読解力を身につける。
・20世紀の文学・芸術に対する理解を深める。
【講義概要】
第二次世界大戦後の文学には、様々な変身や、肉体の変形の話が描かれました。安部公房(1924~93年)も、そうした話を書いた代表的な作家です。今回の講義では、彼の変形譚の世界を初期の短編小説から紹介します。コモン君の植物への変身を描いた「デンドロカカリヤ」(1949-1952年)、伝書鳩から平和の鳩を経て弾丸までの変身を描いた「手」(1951年)、皮膚の変色への恐怖を描いた「飢えた皮膚」(1951年)、そして老婆から糸を経てジャケツへの変身を描いた「詩人の生涯」(1951年)を読み、変身を描くことにどのような意味があるのか、考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/14(土) 「デンドロカカリヤ」(1949-1952年)
第2回 2023/ 1/21(土) 「手」(1951年)
第3回 2023/ 1/28(土) 「飢えた皮膚」(1951年)
第4回 2023/ 2/ 4(土) 「詩人の生涯」(1951年)
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は2月25日(土)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『水中都市・デンドロカカリヤ』(新潮社)(ISBN:978-4101121079)講座で取り上げる作品はいずれもこの短編集に収録されています。小説のテキスト自体は資料配付しませんので、受講者ご自身で入手してください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は2月25日(土)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『水中都市・デンドロカカリヤ』(新潮社)(ISBN:978-4101121079)講座で取り上げる作品はいずれもこの短編集に収録されています。小説のテキスト自体は資料配付しませんので、受講者ご自身で入手してください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鳥羽 耕史 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専攻は日本近代文学、戦後文化運動。著書に『1950年代―「記録」の時代』(河出書房新社、2010年)、『運動体・安部公房』(一葉社、2007年)、編著に『安部公房 メディアの越境者』(森話社、2013年)がある。 |