講座詳細情報
申し込み締切日:2022-12-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:930405
【オンデマンド】日本中世の仏師を考える
- 開催日
- 12月13日(火)~12月13日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 00:00~23:59
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 20
- その他
- ビジター価格 11,880円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本中世の仏像制作者の実情をより広い視野から理解する。
・運慶ら中世仏師の事績を追うことで、彼らの作品理解を深める。
・当時の人々が仏師たちに何故仏像を造らせたのかを知ることで、仏像鑑賞の理解を深める。
【講義概要】
日本では、仏像製作者を一般に仏師と呼んでいる。仏師は、飛鳥時代から奈良時代までは俗人の工人たちであったが、平安時代に入ると寺院工房に吸収されたりして、俗人から僧籍を有するものが多くなったとみられる。ところが、摂関期も10世紀末に入ると、大規模な私工房を構え、天皇や摂関家などの権門の造仏を盛んに行い、さらに本来高僧に与えられてきた僧綱位を有する特権的な仏師が出現する。このことは新たな性格の仏師の誕生を意味し、ここでは彼らを中世的な性格を有する仏師として見ていきたい。この講座では、こうした性格を有する定朝や運慶、快慶などの中世の主要仏師の活動を概観しながら、中世仏師の実態を解明していきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/12/13(火) 仏師の祖、定朝
第2回 2022/12/13(火) 院政期の権門仏師の世界:円派仏師の動向
第3回 2022/12/13(火) 慶派仏師の出現:康慶を中心に
第4回 2022/12/13(火) 慶派仏師の飛躍:運慶が成し遂げたもの
第5回 2022/12/13(火) 安阿弥陀仏快慶:慶派仏師の新たな流れを生み出した仏師
第6回 2022/12/13(火) 慶派の大成者、湛慶
・日本中世の仏像制作者の実情をより広い視野から理解する。
・運慶ら中世仏師の事績を追うことで、彼らの作品理解を深める。
・当時の人々が仏師たちに何故仏像を造らせたのかを知ることで、仏像鑑賞の理解を深める。
【講義概要】
日本では、仏像製作者を一般に仏師と呼んでいる。仏師は、飛鳥時代から奈良時代までは俗人の工人たちであったが、平安時代に入ると寺院工房に吸収されたりして、俗人から僧籍を有するものが多くなったとみられる。ところが、摂関期も10世紀末に入ると、大規模な私工房を構え、天皇や摂関家などの権門の造仏を盛んに行い、さらに本来高僧に与えられてきた僧綱位を有する特権的な仏師が出現する。このことは新たな性格の仏師の誕生を意味し、ここでは彼らを中世的な性格を有する仏師として見ていきたい。この講座では、こうした性格を有する定朝や運慶、快慶などの中世の主要仏師の活動を概観しながら、中世仏師の実態を解明していきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/12/13(火) 仏師の祖、定朝
第2回 2022/12/13(火) 院政期の権門仏師の世界:円派仏師の動向
第3回 2022/12/13(火) 慶派仏師の出現:康慶を中心に
第4回 2022/12/13(火) 慶派仏師の飛躍:運慶が成し遂げたもの
第5回 2022/12/13(火) 安阿弥陀仏快慶:慶派仏師の新たな流れを生み出した仏師
第6回 2022/12/13(火) 慶派の大成者、湛慶
備考
【ご受講に際して】
◆この講座は
2022年度 春期 「日本中世の仏師を考える」 (04/13~06/15 水曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆この講座は
2022年度 春期 「日本中世の仏師を考える」 (04/13~06/15 水曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 根立 研介 |
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肩書き | 京都大学名誉教授、公益財団法人美術院理事長 |
プロフィール | 文化庁文化財調査官なども経験し、各地の文化財を調査する。専門は、日本彫刻史。特に仏像制作者である仏師研究や肖像彫刻研究などに成果を挙げる。著書に『日本中世肖像彫刻史研究』などがある。また、『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記篇』の編纂などにも関わり、日本彫刻史の基礎資料集の刊行にも尽力している。 |