講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-01 / 世界史 / 学内講座コード:330315
地図でたどる日中100年の攻防
- 開催日
- 10月 3日(月)~10月31日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
地図は領土の主張である。ロシアのウクライナ侵攻を見るまでもなく、強大な国家が近隣の国々を武力で侵略し、奪った土地を自分の領土に組み入れる時、地図は新たに書き替えられ、その都度「最新」の地図が生み出される。それゆえ、過去と現在の地図を見比べれば、歴史の変化をうかがい知ることができる。
本講義では、20世紀前半の激動の時代に製作された中国の各種地図の技法から、中国の描く自己像および世界認識を探り、加えて日中関係史の変遷をたどり、今日中国が描く自国の領域と、これに起因する海洋進出、一帯一路、覇権主義のありようを考える。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 3(月) 1900年「支那現勢地図」
第2回 2022/10/17(月) 1905年「大清帝国全図
第3回 2022/10/24(月) 1920年代の「中華国恥地図」
第4回 2022/10/31(月) 1936年「海疆南展後之中国全図」
地図は領土の主張である。ロシアのウクライナ侵攻を見るまでもなく、強大な国家が近隣の国々を武力で侵略し、奪った土地を自分の領土に組み入れる時、地図は新たに書き替えられ、その都度「最新」の地図が生み出される。それゆえ、過去と現在の地図を見比べれば、歴史の変化をうかがい知ることができる。
本講義では、20世紀前半の激動の時代に製作された中国の各種地図の技法から、中国の描く自己像および世界認識を探り、加えて日中関係史の変遷をたどり、今日中国が描く自国の領域と、これに起因する海洋進出、一帯一路、覇権主義のありようを考える。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 3(月) 1900年「支那現勢地図」
第2回 2022/10/17(月) 1905年「大清帝国全図
第3回 2022/10/24(月) 1920年代の「中華国恥地図」
第4回 2022/10/31(月) 1936年「海疆南展後之中国全図」
備考
【ご受講に際して】
●休講が発生した場合は、11/7が補講となります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
●休講が発生した場合は、11/7が補講となります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 譚 ?美 |
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肩書き | ノンフィクション作家 |
プロフィール | 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同校講師、中国・広東省中山大学講師を経て、執筆活動に専念。現在はアメリカ在住。元慶應義塾大学訪問教授。日中近代史、日米中三カ国の国際関係をテーマに書籍、論文を執筆するほか、雑誌、ネット等で連載コラムを執筆中。主な著書に『遥かなる広州 日中近代史のはざまにて』『柴玲の見た夢 天安門の炎は消えず』『素顔の中国人』『それでも地球は回る 中国と日本とアメリカ』『ザッツ・ア・グッド・クエッション! 日米中、笑う経済最前線 ビジネスエッセイ』『中国共産党 葬られた歴史』『阿片の中国史』 『江青に妬まれた女 ファーストレディ王光美の人生』『新華僑老華僑 変容する日本の中国人社会』『中国共産党を作った13人』『日中百年の群像 革命いまだ成らず』『帝都・東京を中国革命で歩く』『戦争前夜 魯迅と蒋介石の愛した日本』など多数。近著に『中国「国恥地図」の謎を解く』がある。 |