講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-02 / 日本史 / 学内講座コード:330205
合戦のリアル
- 開催日
- 10月 4日(火)~11月 8日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 66
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
私が学生だった頃、軍事の研究をしたいなどといえば、そういう物語は小説家に任せておきなさい、とか、キチンとした論文にならぬものを研究課題にしてはいかん、ということを言われました。けれど良く考えてみると、これはおかしい。鎌倉時代の初めから江戸時代の終わりまで、武士が社会で大きな役割を果たしていた時期は700年にも及びます。武士のリーダーである将軍権力といえば、軍事に政治。軍事の重さは間違いない要素であるはずなのに、日本史学は政治については研究を重ねてきましたが、軍事については、ほとんどタブー扱いです。軍事を物語としてではなく、科学的に考えてみよう。今回はそうした目的で、お話を進めていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) 合戦の真実
第2回 2022/10/11(火) 戦術を冷静に分析する1
第3回 2022/10/18(火) 戦術を冷静に分析する2
第4回 2022/10/25(火) 城をめぐる戦い1
第5回 2022/11/ 1(火) 城をめぐる戦い2
第6回 2022/11/ 8(火) 勝敗―勝利に必要な要素とは
私が学生だった頃、軍事の研究をしたいなどといえば、そういう物語は小説家に任せておきなさい、とか、キチンとした論文にならぬものを研究課題にしてはいかん、ということを言われました。けれど良く考えてみると、これはおかしい。鎌倉時代の初めから江戸時代の終わりまで、武士が社会で大きな役割を果たしていた時期は700年にも及びます。武士のリーダーである将軍権力といえば、軍事に政治。軍事の重さは間違いない要素であるはずなのに、日本史学は政治については研究を重ねてきましたが、軍事については、ほとんどタブー扱いです。軍事を物語としてではなく、科学的に考えてみよう。今回はそうした目的で、お話を進めていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) 合戦の真実
第2回 2022/10/11(火) 戦術を冷静に分析する1
第3回 2022/10/18(火) 戦術を冷静に分析する2
第4回 2022/10/25(火) 城をめぐる戦い1
第5回 2022/11/ 1(火) 城をめぐる戦い2
第6回 2022/11/ 8(火) 勝敗―勝利に必要な要素とは
備考
【ご受講に際して】
◆予習は必要ありません。気楽にお聞きください。質問は大歓迎です。
◆休講が発生した場合の補講は、11月15日(火)または11月22日(火)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆予習は必要ありません。気楽にお聞きください。質問は大歓迎です。
◆休講が発生した場合の補講は、11月15日(火)または11月22日(火)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 本郷 和人 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)、『天皇はなぜ万世一系なのか』『日本史のツボ』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。 |