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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-10 / 文学 / 学内講座コード:330102

『日本書紀』を読む 巻第十七・継体紀(後半部)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月12日(水)~12月 7日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十七・継体天皇条(後半部)を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十七・継体天皇条(前半部)を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』『風土記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説いたしますので、お気軽にご受講ください。

【各回の講義予定】
第1回 2022/10/12(水) 『日本書紀』巻第十七・継体紀(前半部)までの各天皇条の概要 / 巻第十七・継体紀:百済領土をめぐる奏上、勾大兄皇子と春日皇女の唱和歌
第2回 2022/10/26(水) 巻第十七・継体紀:百済領土への勅命、皇太子・勾大兄皇子の国政参与、匝布屯倉の設置、伴跛国の侵略と物部連、弟国への遷都、武寧王の薨去と聖明王の即位
第3回 2022/11/ 9(水) 巻第十七・継体紀:磐余玉穂宮への遷都、筑紫国造・磐井の反乱、物部麁鹿火の活躍、磐井の戦死と平定、筑紫君葛子の贖罪
第4回 2022/11/30(水) 巻第十七・継体紀:多沙津の委譲問題、毛野臣の渡海、新羅の任那侵攻、毛野臣の失策、継体天皇の詔
第5回 2022/12/ 7(水) 巻第十七・継体紀:毛野臣の行状、毛野臣の失政報告、毛野臣の病死と妻の歌、目頬子に贈る歌、崩御、陵墓、後世の受容

備考

【ご受講に際して】
◆2022年度春学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時には、これまでの概要を解説いたしますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(三)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000434)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学准教授、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県出身。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『先代旧事本紀論』(同・花鳥社)等がある。
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