講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-19 / 芸術・文化 / 学内講座コード:230423
戦争と芸術 ゴヤ、キルヒナー、デュシャン、ピカソ、マティスの作品から探る
- 開催日
- 10月21日(金)~11月25日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,850円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 17,077円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・戦争とはいつの時代でも不条理なものだが、この不条理に画家たちは何を見、何を感じたかを理解する。
・芸術は心地よいものだけを扱うものではないことを知り、人間的真実を明るみに出す方法であることを学ぶ。
【講義概要】
洞察力に優れたスペイン人画家ゴヤ(1746-1828)、ドイツの表現主義の画家キルヒナー(1880-1938)、フランス人画家デュシャン(1887-1968)、パリで活躍したスペイン人画家ピカソ(1881-1973)、戦争をテーマにすることがなかったフランス人画家マティス(1869-1954)を扱います。国も時代も異なる画家たちがそれぞれ戦争に直面し、どのような真実を作品で表現しようとしたのでしょうか。また戦争のテーマにすることのなかったマティスにも時代の暗い影は反映します。なるべく戦意高揚としての戦争画を扱わずに、5人の偉大な画家たちが見せてくれた真実とは何だったのかを考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/21(金) ゴヤと戦争~版画集「戦争の惨禍」「黒い絵」
第2回 2022/10/28(金) キルヒナーと《兵士としての自画像》~戦争への期待と挫折
第3回 2022/11/11(金) マルセル・デュシャン~第一次世界大戦とニヒリズム
第4回 2022/11/18(金) ピカソと《ゲルニカ》~スペイン内乱への怒り
第5回 2022/11/25(金) マティス~公共事業大臣から戦争志願よりも従来通りの作品制作を
・戦争とはいつの時代でも不条理なものだが、この不条理に画家たちは何を見、何を感じたかを理解する。
・芸術は心地よいものだけを扱うものではないことを知り、人間的真実を明るみに出す方法であることを学ぶ。
【講義概要】
洞察力に優れたスペイン人画家ゴヤ(1746-1828)、ドイツの表現主義の画家キルヒナー(1880-1938)、フランス人画家デュシャン(1887-1968)、パリで活躍したスペイン人画家ピカソ(1881-1973)、戦争をテーマにすることがなかったフランス人画家マティス(1869-1954)を扱います。国も時代も異なる画家たちがそれぞれ戦争に直面し、どのような真実を作品で表現しようとしたのでしょうか。また戦争のテーマにすることのなかったマティスにも時代の暗い影は反映します。なるべく戦意高揚としての戦争画を扱わずに、5人の偉大な画家たちが見せてくれた真実とは何だったのかを考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/21(金) ゴヤと戦争~版画集「戦争の惨禍」「黒い絵」
第2回 2022/10/28(金) キルヒナーと《兵士としての自画像》~戦争への期待と挫折
第3回 2022/11/11(金) マルセル・デュシャン~第一次世界大戦とニヒリズム
第4回 2022/11/18(金) ピカソと《ゲルニカ》~スペイン内乱への怒り
第5回 2022/11/25(金) マティス~公共事業大臣から戦争志願よりも従来通りの作品制作を
備考
【ご受講に際して】
◆講義はパソコン上からスクリーンに絵画作品、重要な事柄を文章として投影しますので、講義用のノートを持参されることをお勧めします。
◆初回講義以降、次回のレジュメを予め配付することがあります。可能な範囲で目を通したうえで講義に参加すると、より理解が深まります。
◆本講座は基礎知識を確認しながら進めますので、内容に興味のある方であればどなたでも歓迎いたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講義はパソコン上からスクリーンに絵画作品、重要な事柄を文章として投影しますので、講義用のノートを持参されることをお勧めします。
◆初回講義以降、次回のレジュメを予め配付することがあります。可能な範囲で目を通したうえで講義に参加すると、より理解が深まります。
◆本講座は基礎知識を確認しながら進めますので、内容に興味のある方であればどなたでも歓迎いたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中村 隆夫 |
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肩書き | 多摩美術大学教授、美術評論家 |
プロフィール | 上智大学文学部フランス文学科卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科(美学・美術史)修士課程修了。多摩美術大学教授。美術評論家。著書に『象徴主義~モダニズムへの警鐘』(東信堂)、『象徴主義と世紀末世界』(東信堂)、共著『病と芸術』(東信堂)、監修~山下浩、中村高朗(ペンネーム)=コラム、作品解説『あるがままの自分に正直に生きよ 山下清』’平凡社)、訳書にピエール・カバンヌ著、『ピカソの世紀』、『続 ピカソの世紀』(西村書店)、フィリップ・クーパー著、中村隆夫訳、『キュビスム』(西村書店)など。 |