講座詳細情報
申し込み締切日:2022-11-13 / 文学:日本史 / 学内講座コード:230245
万葉集と万葉仮名―文字と表記で紐解く日本語の歴史
- 開催日
- 11月15日(火)~12月 6日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『万葉集』の表記について知識を備える
・漢字を使って日本語を書くという行為について理解する
・資料の性格と文字表記のあり方の関係を考えられるようになる
【講義概要】
現代日本語に欠かせない平仮名や片仮名の成立は、平安時代、9世紀後半と言われます。それ以前の日本には漢字しか文字がありませんでした。そのため、奈良時代に成立したとされる『万葉集』は漢字だけで書かれており、そこには漢字を表音的に用いて日本語をあらわす「万葉仮名」が多く使われています。万葉仮名は現代で言う「夜露死苦(ヨロシク)」のような当て字ですが、よく観察すると様々な観点で種類分けすることができ、それが資料の性格を把握することにもつながります。
この講義では、文字・表記の面から『万葉集』における日本語の書かれ方を紐解き、そのことを通して漢字だけを使っていた時代のことばと文字の関係を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/15(火) 万葉集の文字・表記
第2回 2022/11/22(火) 万葉仮名の種類
第3回 2022/11/29(火) 万葉仮名と訓字の関係
第4回 2022/12/ 6(火) 万葉集以外の万葉仮名
・『万葉集』の表記について知識を備える
・漢字を使って日本語を書くという行為について理解する
・資料の性格と文字表記のあり方の関係を考えられるようになる
【講義概要】
現代日本語に欠かせない平仮名や片仮名の成立は、平安時代、9世紀後半と言われます。それ以前の日本には漢字しか文字がありませんでした。そのため、奈良時代に成立したとされる『万葉集』は漢字だけで書かれており、そこには漢字を表音的に用いて日本語をあらわす「万葉仮名」が多く使われています。万葉仮名は現代で言う「夜露死苦(ヨロシク)」のような当て字ですが、よく観察すると様々な観点で種類分けすることができ、それが資料の性格を把握することにもつながります。
この講義では、文字・表記の面から『万葉集』における日本語の書かれ方を紐解き、そのことを通して漢字だけを使っていた時代のことばと文字の関係を考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/15(火) 万葉集の文字・表記
第2回 2022/11/22(火) 万葉仮名の種類
第3回 2022/11/29(火) 万葉仮名と訓字の関係
第4回 2022/12/ 6(火) 万葉集以外の万葉仮名
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 澤崎 文 |
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肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学研究科卒業。博士(文学)。専門分野は日本語学で、主に古代日本語の文字・表記を研究している。宇都宮大学教育学部講師、早稲田大学文学学術院専任講師を経て現職。単著に『古代日本語における万葉仮名表記の研究』(塙書房)がある。 |