講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-29 / 日本史:宗教・哲学 / 学内講座コード:230238
参詣記から読み解く高野山の歴史
- 開催日
- 10月 1日(土)~11月26日(土)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 20,790円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 23,908円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・平安時代の人物が書いた高野山への参詣記を読みながら、平安時代末期の高野山と、その参詣の実態についての理解を深める。
・日本の歴史・文化に大きな影響を与えた高野山と、その地へ巡礼する高野詣の歴史について学びながら、日本中世の社会や文化の特質についての理解を深める。
【講義概要】
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の重要な構成要素となっている高野山は、弘法大師空海による開創の後、いったんの荒廃を経て、平安時代後期頃から再び隆盛をみせはじめます。この講座では、そうした時期に実際に高野山に登山し、参詣した覚法法親王(白河天皇の皇子)が自ら書き記した参詣記を読み解きながら、高野山の歴史、山内の堂塔・法会や参詣の実態を探り、高野山が多くの人を惹きつけ、魅了した要因を考えます。また、道路や交通が未発達な中、京都の都から歩いて高野山に参詣することを可能にした当時の社会システムなどにも目を向けることで、中世という時代の特質や社会のあり方への理解も深めていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 高野参詣道を歩く
第2回 2022/10/ 8(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(1)覚法と高野山
第3回 2022/10/15(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(2)参詣ルート
第4回 2022/10/22(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(3)高野山の歴史と法会
第5回 2022/10/29(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(4)堂塔と寺僧
第6回 2022/11/19(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(5)帰還
第7回 2022/11/26(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(6)年2度の参詣
・平安時代の人物が書いた高野山への参詣記を読みながら、平安時代末期の高野山と、その参詣の実態についての理解を深める。
・日本の歴史・文化に大きな影響を与えた高野山と、その地へ巡礼する高野詣の歴史について学びながら、日本中世の社会や文化の特質についての理解を深める。
【講義概要】
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の重要な構成要素となっている高野山は、弘法大師空海による開創の後、いったんの荒廃を経て、平安時代後期頃から再び隆盛をみせはじめます。この講座では、そうした時期に実際に高野山に登山し、参詣した覚法法親王(白河天皇の皇子)が自ら書き記した参詣記を読み解きながら、高野山の歴史、山内の堂塔・法会や参詣の実態を探り、高野山が多くの人を惹きつけ、魅了した要因を考えます。また、道路や交通が未発達な中、京都の都から歩いて高野山に参詣することを可能にした当時の社会システムなどにも目を向けることで、中世という時代の特質や社会のあり方への理解も深めていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 高野参詣道を歩く
第2回 2022/10/ 8(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(1)覚法と高野山
第3回 2022/10/15(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(2)参詣ルート
第4回 2022/10/22(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(3)高野山の歴史と法会
第5回 2022/10/29(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(4)堂塔と寺僧
第6回 2022/11/19(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(5)帰還
第7回 2022/11/26(土) 覚法法親王高野山参詣記を読む(6)年2度の参詣
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、12月3日(土)の予定です。
◆テキストは講師が用意し、初回時に配布します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は、12月3日(土)の予定です。
◆テキストは講師が用意し、初回時に配布します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 高木 徳郎 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1970年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は日本中世史で、和歌山県立博物館にて学芸員として勤務した経験をふまえ、紀伊半島を中心とした地域社会史や、熊野詣・高野詣などの研究に取り組んでいる。和歌山には現在でも年3~4回通う。 |