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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-02 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:130713

自然災害と身近な生活体験 過去と現在の災害に学ぶ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(火)~12月 6日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本で起きた大災害や日常の生活体験を通じて自然科学の原理を学ぶ。
・3.11の大震災や阪神淡路の災害を起こした原因を探る。
・日本の地震断層系について、それが各地域ごとにどんな特徴を示しているかを知る。
・火山爆発の一種「山体崩壊」の実例を通じてその危険性を把握する。
・世界の大河川に共通する不思議な特徴を学ぶ。
・その他離岸流や直線河川の流れ方など日常の生活体験に見られる自然に働く原理を学ぶ。

【講義概要】
恐ろしい自然災害の一つとして(1)火山の山体崩壊を例に、日本列島で起こる火山の噴火・爆発のうち、江戸時代の九州の眉山、明治時代の磐梯山の水蒸気爆発を取り上げます。また(2)2011年3月11日、東北地方の太平洋岸を襲った大災害について過去の貞観地震(津波)を例に学習します。また(3)日本列島の各地方の地震断層の特徴について考察します。さらに(4)「直線河川の変遷」を取り上げ、昔の人々があちこちに深い淵がある危険な直線河川を、橋を使わずに何度も行き来できていたその理由を探ります。その他(5)世界の大河川の不思議な流れ方や、離岸流や沿岸流の発生状況、さらに南関東に発達する河岸段丘や海岸段丘の発達史を学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 4(火) 世界の大河川の不思議な流れ方
第2回 2022/10/11(火) 火山の型・火山の山体崩壊と流れ山
第3回 2022/10/18(火) 日本各地の地震断層の特徴 (I)
第4回 2022/10/25(火) 日本各地の地震断層の特徴 (II)
第5回 2022/11/ 1(火) 2011年3月11日の東日本大震災 (I)
第6回 2022/11/ 8(火) 2011年3月11日の東日本大震災 (II)
第7回 2022/11/15(火) 直線河川の不思議な形態
第8回 2022/11/22(火) 離岸流と沿岸流
第9回 2022/11/29(火) 東京・千葉の河岸段丘と海岸段丘
第10回 2022/12/ 6(火) プレートの沈み込みと昔の日本列島

備考

【ご受講に際して】
◆講義内容は一部を除き、2018年度秋学期とほぼ同じ内容です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 八木下 晃司
肩書き 元岩手大学教授、元放送大学講師
プロフィール 1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。元岩手大学教授、元放送大学講師。主な著作『岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)』(古今書院)、『堆積岩石学の概要』(NSK出版)、『地球大百科事典(共著)』(朝倉書店)。
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