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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-27 / 日本史 / 学内講座コード:130201

日本の古代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(木)~12月 8日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古代史の画期となる事件・人物などについての概説的な理解を身につける。
・通説的な理解に潜んでいる思い込み的な問題点を認識する。
・歴史解釈の多様性を認識し、歴史を見る眼・歴史感覚を養う。
・時代・場所・環境という条件が変わるなかで、人々がいかに対応してきたかを学ぶ。

【講義概要】
日本に導入された中国式官僚制度の特色とその実態はどうであったか。日本古代の日中対等外交という方針は、本当に実行できたのか。「天平の甍」で描かれた歓待のあとの鑑真の苦悩はどういうものだったのか。藤原冬嗣はなにもできなかったはずなのに、どうして摂関家の祖とされているのか。荘園は、突然生じた私的特権地であったのか。武士はどういう階層のなかから生じ、いつどんな政権を目指したのか。などなど、時代を画するような事件や現象を通じて古代社会の実相を明らかにしていく「日本の古代」の後篇10話。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/29(木) 下級役人の勤務評定と貴族の昇進制度の違い―安都雄足と藤原仲麻呂―
第2回 2022/10/ 6(木) 孝謙の立太子と淳仁の即位に込められたもの―独身女帝という神話―
第3回 2022/10/13(木) 遣唐使は中国皇帝相手に対等外交を貫けたか―国書奉呈儀礼の有無―
第4回 2022/10/20(木) 鑑真はなせ歓迎され、なぜ混乱を惹起したか ―そして無戒の国への回帰―
第5回 2022/10/27(木) 蝦夷は征伐されるべきなのか「戦争」なのか ―乱・役・変の使い方―
第6回 2022/11/10(木) 藤原冬嗣は摂関家の祖として何をしていたか ―承和の変の裏面史―
第7回 2022/11/17(木) 荘園はどうやって特権を獲得していったのか ―請負制社会への転換―
第8回 2022/11/24(木) ウケヒ・夢解き・予言 ―古代びとの精神世界のありよう―
第9回 2022/12/ 1(木) 平将門はなぜ国家樹立の試みに失敗したのか ―武士団の成長とその限界―
第10回 2022/12/ 8(木) 平氏政権と鎌倉政権は何がどう違うのか ―時代の区切りの妥当性―

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は2022年春期の続編ですが、初めての方もご受講いただけます。
◆2019年度の同名講座とおおむね同じ内容ですが、第2話・第8話に新たなテーマを盛り込んで再構成しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き 元早稲田大学講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。
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