講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-29 / 文学 / 学内講座コード:130103
近代文藝の百年 関東大震災直前の文学
- 開催日
- 10月 1日(土)~12月 3日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・近代文藝成立から百年余り、その豊饒な文学世界に眼を向けつつ、新しい角度でその遺産を検討していきます。
・作家と時代との有機的なつながりに注意していきます。
・隠れた名作にも、積極的に眼を向けていきます。
【講義概要】
今から100年前の文学はどういう状況だったのでしょうか。そこに照明を当てながら、近代文藝の百年の内実を考えていきます。ここに登場するさまざまな作家・作品を、新しい視点から発見し、再評価することは、非常に魅力的な作業です。ベテランの作家もいますし、新進気鋭の作家もいます。今回は、1923(大正12)年9月の関東大震災直前の、1922年、1923年の時期の文学状況を紹介します。近代文学の広大な世界に、ぜひ浸ってください。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 志賀直哉「暗夜行路」を中心に
第2回 2022/10/ 8(土) 横光利一と川端康成にとっての関東大震災
第3回 2022/10/15(土) 大震災直前の宇野浩二
第4回 2022/10/29(土) 芥川龍之介「雛」―プレテクスト、別稿、入稿原稿から読む―
第5回 2022/11/12(土) 森?外の遺言をめぐってー大正十一年(一九二二)七月六日ー
第6回 2022/11/19(土) 有島武郎「星座」をめぐって
第7回 2022/11/26(土) 関東大震災直前の永井荷風
第8回 2022/12/ 3(土) 伊藤野枝を知る午後
・近代文藝成立から百年余り、その豊饒な文学世界に眼を向けつつ、新しい角度でその遺産を検討していきます。
・作家と時代との有機的なつながりに注意していきます。
・隠れた名作にも、積極的に眼を向けていきます。
【講義概要】
今から100年前の文学はどういう状況だったのでしょうか。そこに照明を当てながら、近代文藝の百年の内実を考えていきます。ここに登場するさまざまな作家・作品を、新しい視点から発見し、再評価することは、非常に魅力的な作業です。ベテランの作家もいますし、新進気鋭の作家もいます。今回は、1923(大正12)年9月の関東大震災直前の、1922年、1923年の時期の文学状況を紹介します。近代文学の広大な世界に、ぜひ浸ってください。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 志賀直哉「暗夜行路」を中心に
第2回 2022/10/ 8(土) 横光利一と川端康成にとっての関東大震災
第3回 2022/10/15(土) 大震災直前の宇野浩二
第4回 2022/10/29(土) 芥川龍之介「雛」―プレテクスト、別稿、入稿原稿から読む―
第5回 2022/11/12(土) 森?外の遺言をめぐってー大正十一年(一九二二)七月六日ー
第6回 2022/11/19(土) 有島武郎「星座」をめぐって
第7回 2022/11/26(土) 関東大震災直前の永井荷風
第8回 2022/12/ 3(土) 伊藤野枝を知る午後
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月10日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は12月10日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』(大修館書店)等。 |
名前 | 宗像 和重 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1953年福島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻後期課程満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に『投書家時代の森?外』(岩波書店)など。 |
名前 | 十重田 裕一 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 東京生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本近現代文学。著書に『岩波茂雄―低く暮らし、高く思ふ』(ミネルヴァ書房、2013年)、『占領期雑誌資料大系 文学編』全5巻(共編著、岩波書店、2009-2010年)、『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』(NHK出版、2009年)、『横光利一と近代メディア』(岩波書店、2021年)など。 |
名前 | 石割 透 |
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肩書き | 駒澤大学名誉教授 |
プロフィール | 1945年京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得修了。専門分野は日本近代文学。「芥川龍之介全集」、「芥川龍之介資料集」共同編集の他、著書「芥川龍之介初期作品の展開」(有精堂)、編著書「芥川竜之介書簡集」「芥川竜之介随筆集」(岩波文庫)「ジャズ」(ゆまに書房)などがある。 |
名前 | 庄司 達也 |
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肩書き | 横浜市立大学教授 |
プロフィール | 東京成徳大学教授を経て、2016年より現職。専門分野は日本近代文学。近年は、近代の作家たちが聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートなども企画している。主要な著作物に『芥川龍之介ハンドブック』(編著、鼎書房)、『薄田泣菫読本』(共編著、翰林書房)がある。 |
名前 | 山﨑 一穎 |
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肩書き | 学校法人跡見学園理事長、森鴎外記念館(津和野)館長 |
プロフィール | 1938年長野県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早大)。専門分野は、日本近代文学。跡見学園女子大学教授、同大学学長を経て理事長。著書に『森?外・国家と作家の狭間で』(新日本出版)、『森?外ゆかりの人々』(おうふう)などがある。 |
名前 | 南 明日香 |
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肩書き | 相模女子大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(フランス国立東洋言語文化研究院)。著書に『永井荷風のニューヨーク、パリ、東京 造景の言葉』(2007)、『荷風と明治の都市景観』(2009)、『ル・コルビュジエは生きている』(2011)、『国境を越えた日本美術史』(2015、ジャポニスム学会賞受賞)他。 |
名前 | 金井 景子 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1957年大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。亜細亜大学を経て現職に至る。専門分野は、日本近現代文学、ジェンダー論、音声言語教育(朗読)。著書に『真夜中の彼女たち―書く女の近代―』(筑摩書房)、『ジェンダー・フリー素材の試み―「国語」にできること―』(学文社)などがある。 |