大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ロベルト・シューマン(1810-1856)の生涯と作品について理解を深める。
・ロマン派の特徴について、シューマンの音楽活動を通して理解を深める。
・妻クララ、メンデルスゾーン（1809-1847）、ブラームス（1833-1897）等との関わりについて理解を深める

【講義概要】
シューマン（1810-1856）の生涯、彼の多岐にわたる作品（ピアノ独奏曲、歌曲、室内楽、管弦楽作品、オペラやオラトリオ、合唱曲等）を見ていくと、クラシック音楽における「ロマン派」とはいかなる時代であったかが浮き彫りになってきます。本講座では、彼の生涯と作品を辿ると共に、「ロマン派」におけるコンサートの在り方やその聴衆、楽譜出版や音楽ジャーナリズムなどにも触れながら、彼が生きた時代を読み解いていきたいと思います。また傑出したピアニストの妻クララ（1819-1896）が彼の生涯にいかに大きな役割を果たしたかについてもみていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 1(月) 「ロマン派」とシューマン
第2回 2022/ 8/ 8(月) 理想の活動を夢見る音楽家の現実
第3回 2022/ 8/22(月) 晩年の活動

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は8月29日を予定しています。
◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	米田 かおり
肩書き	桐朋学園大学・武蔵野音楽大学・昭和音楽大学講師
プロフィール	埼玉生まれ。桐朋学園大学作曲理論学科(音楽学)卒業、同研究科修了。専門は西洋音楽史。著書、訳書に『ドレスデン 都市と音楽』(東京書籍 共著)、『花開く宮廷音楽―ルネサンス』(音楽之友社 共訳)、『音楽中辞典』(音楽之友社)などがある。他、コンサート・プログラム、CDライナー・ノートなど多数執筆。