大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ジョン・ケージの作品について幅広い知識をもつ。
・20世紀に特有の音楽の在り方について理解を深める。

【講義概要】
アメリカの作曲家ジョン・ケージの生誕110年、没後20年にちなんで、ケージの創作活動を振り返ります。音楽作品をはじめ、美術や文字による作品を紹介すると同時に、ピアニストが舞台に出てきて1音も発しないという有名な沈黙の作品《4分33秒》に込められたケージの意図を解き明かします。また、こうしたケージの創作が、同時代の芸術とどのような関わりを持っていたのかを考えていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/16(土) ジョン・ケージとは誰か？
第2回 2022/ 7/23(土) 沈黙の作品《4分33秒》とは？
第3回 2022/ 7/30(土) 20世紀芸術の中のケージ

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月27日(土)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	白石 美雪
肩書き	武蔵野美術大学教授
プロフィール	専門は音楽学。20世紀前衛音楽史および近現代日本洋楽史。著作に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を』(アルテスパブリッシング)、編著に『音楽論』がある。