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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-07-23 / 芸術・文化 / 学内講座コード:720403

日本の伝統芸能―能を学ぶ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月25日(月)~ 8月22日(月)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,880円
定員
30
その他
ビジター価格 13,662円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・じっくり四回かけて、〈松風〉を紹介する。
・特に名作との評価が高い〈松風〉について、作劇場の特色を把握して、世阿弥の目指していた幽玄的歌舞能について理解を深める。
・能の映像を見て、その表現を理解する力を身に付ける。

【講義概要】
世阿弥の理想とする幽玄的歌舞能(美しい舞と歌で構成された優美な能)の成立過程において、比較的初期段階で〈松風〉が作られた。他曲と比較しつつ、〈松風〉の特色を明らかにする。
〈松風〉は『源氏物語』須磨の巻を活用はしているが、決まった本説を持たない「作り能」という、難しい作法でできている。『源氏物語』をどのように利用して、どのように作劇しているのか、具体的に分析していく。
江戸時代には「〈熊野〉〈松風〉と米の飯」と言われた。毎日食べても飽きない米の飯と同じくらい素晴らしいという、最高級の賛辞である。その魅力を伝えたい。
時間の許す限り複数の映像を使いながら、舞台映像で表現法を確認する方法をとりたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/25(月) 世阿弥作の夢幻能と〈松風〉
第2回 2022/ 8/ 1(月) 『源氏物語』の利用法
第3回 2022/ 8/ 8(月) 〈松風〉で舞われる舞について
第4回 2022/ 8/22(月) 〈松風〉最後の見せ場にあるキリの舞を中心に

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月29日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 三宅 晶子
肩書き 奈良大学教授
プロフィール 1953年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。専門は中世日本文学(特に能楽)。著書に『世阿弥は天才である』(草思社)、『歌舞能の確立と展開』・『歌舞能の系譜』(ぺりかん社)、編著書『もう一度読みたい日本の古典文学』(勉誠出版)などがある。
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