講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-23 / その他教養 / 学内講座コード:320727
異常な日本を解明する―国際比較から見る日本社会の諸問題と背景
- 開催日
- 7月25日(月)~ 8月29日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,850円
- 定員
- 66
- その他
- ビジター価格 17,077円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
表やグラフを読み解き、日本社会の特徴を理解する。
【講義概要】
国際調査で日本は、読み書き計算、問題解決等の一般的な知的スキルは世界の中でも飛びぬけて高水準で、国内差も小さい。一方で、その知的水準に比した賃金は、他のOECD諸国と比べて明確に低く、さらに一人当たりのGDPも低い。つまり国の経済力という観点から、日本人の著しく高い一般的スキルは明らかに無駄になっている。そして先進国中、日本の若者は最も自分に自信がなく、未来に希望をもっていない。本講義では国際比較データを活用しながら、「異常で残念な日本」のありようを、日本社会がもつシステム、「戦後日本型循環モデル」、「家族とジェンダー」、教育、経済・仕事、政治・社会運動から解明し、変革の方向性について議論する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/25(月) 日本社会の変容
第2回 2022/ 8/ 1(月) 家族・ジェンダー
第3回 2022/ 8/ 8(月) 教育
第4回 2022/ 8/22(月) 経済・仕事
第5回 2022/ 8/29(月) 政治・社会運動
表やグラフを読み解き、日本社会の特徴を理解する。
【講義概要】
国際調査で日本は、読み書き計算、問題解決等の一般的な知的スキルは世界の中でも飛びぬけて高水準で、国内差も小さい。一方で、その知的水準に比した賃金は、他のOECD諸国と比べて明確に低く、さらに一人当たりのGDPも低い。つまり国の経済力という観点から、日本人の著しく高い一般的スキルは明らかに無駄になっている。そして先進国中、日本の若者は最も自分に自信がなく、未来に希望をもっていない。本講義では国際比較データを活用しながら、「異常で残念な日本」のありようを、日本社会がもつシステム、「戦後日本型循環モデル」、「家族とジェンダー」、教育、経済・仕事、政治・社会運動から解明し、変革の方向性について議論する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/25(月) 日本社会の変容
第2回 2022/ 8/ 1(月) 家族・ジェンダー
第3回 2022/ 8/ 8(月) 教育
第4回 2022/ 8/22(月) 経済・仕事
第5回 2022/ 8/29(月) 政治・社会運動
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合、補講日は9月5日を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)(ISBN:978-4480684127)
『社会を結びなおす』(岩波書店)(ISBN:978-4002708997)岩波ブックレットNo.899
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合、補講日は9月5日を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『「日本」ってどんな国?』(ちくまプリマー新書)(ISBN:978-4480684127)
『社会を結びなおす』(岩波書店)(ISBN:978-4002708997)岩波ブックレットNo.899
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 本田 由紀 |
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肩書き | 東京大学大学院教授 |
プロフィール | 主に戦後日本における教育・仕事・家族という3つの社会領域間の関係に関する実証研究を主として行う。特に、教育から仕事への移行をめぐる変化について指摘と発言を積極的に行っている。著書に『「日本」ってどんな国?』、『教育は何を評価してきたのか』、『日本のオルタナティブ』(共著)、『文系大学教育は仕事の役に立つのか』等がある。 |